本日は市議会厚生委員会のメンバーで、東京医科大学八王子医療センター、八王子小児•障害メディカルセンター、東海大学八王子病院の3カ所の視察を行いました。
八王子医療センター、東海大学病院については、市内の中核病院とされています。両病院とも、救急医療に力を入れており、前者は市内唯一の3次救急対応病院で、急性感染症などの対応においても定評のある病院です。東海大学病院についても、近年救急患者受け入れ件数が非常に伸びており、月間400件程受け入れをしており、3次救急指定を目指しているとのことです。
今年度予算では、両病院が購入した高度医療機器への補助金も計上されています。今回東海大学病院が購入した「リニアック」という放射線ガン治療機器が補助金の対象となっています。「リニアック」とは、メス等を使わずに、体内にあるがん細胞にピンポイントで放射線を照射し、治療する事が出来るという機械で、患者に対する負担を最小限にして効果的な治療が行えるという最新機器です。全国に数十台しか設置されていない、最新鋭の機器が今回東海大学病院に納入されました。この機械、定価で数十億円するそうです。なお、このうち八王子市の補助は一億円です。ガンを患われている方を一人でも多く救って欲しいところです。

$八王子市議会議員 安藤おさみのブログ-リニアック

小児障害メディカルセンターについては、障害を持った方や、発達障害の乳幼児などの治療、両幾支援などを行う施設で、開設以来多くの方に利用されています。さらに、小児科の夜間診療も365日実施しており、地域の方々を中心に利用されています。
近年発達障害の幼児が増えてきている現状があります。しかしながら、なかなか外見等から発達障害が認識され難いということもあり、発見が遅れるケースが多いようです。私も療養支援を受けている乳幼児を目にしましたが、外見やたたずまい等からは全くわかりませんでした。一方、早期発見をもとに一貫した支援を行っていく事が非常に重要といわれています。小児障害メディカルセンターでは、通常の小児科診療も行っていますので、診察の際に気になる点などがあれば、医師に相談されることをお勧め致します。