今朝は８時から、自民党本部での経済成長戦略本部の会議に出席してきました。

昨日の補欠選挙・再選挙全敗を受けて、危機感をもって対応しなくてなりません。

今般の緊急事態宣言を受けての支援策について、政府の説明を聴取してから

議員の意見を述べる、という通常の会議のスタイルでした。

議員の意見は、１００％「足りない、遅い」というものです。

補正予算を編成すべき、という声が大多数。

私からは、

「いま政府が適切な支援ができないのは、二つの制約があるからだ。

一つは、財政の制約。

もう一つは、がんばったところを支援する、という精神だ。」

「財政の制約は、国債を発行してもなにも起きないことがすでに証明されている。

金利は上がらない、為替も安定している。国債発行を躊躇する理由は何もない。

財源の制約を取り払って、十分な支援の予算を確保すべき。」

「もうひとつの「頑張ったところを支援する」ということは、頑張りたくても頑張れないところは

見捨てられることになる。営業するな、と言われているのに、何かやったら支援します、と言われても心が折れるだけだ。いま必要なのは、頑張りようがないところも十分な支援をすること。

ここで支援しておかなければ、V字回復を目指す時期になったとき、それを担う生産者がいない、という事態になる。生産能力を維持するためにも、十分な補償が必要だ。だから、粗利補償が必要だ。」

「最後に消費税。消費税減税は消費喚起のために必要だと理解されているが、それだけではない。経営に苦しんでいる事業者は赤字覚悟で資金を得るために消費税の価格転嫁を度外視して販売している。このような事業者に、存在するだけで赤字幅を拡大させるのが消費税という税なのだ。事業者支援のためにも、消費税は減税を検討すべき」