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小鳥の歌で 太陽の柔らかな光の中 キミと踊る
緑色の絨毯
裸足のキミ
春の午後
もうここにはいない キミ
夢の中で 僕はキミと 踊る
くる くる くる くるり
風と共に
…
そんなキミとの幸せな夢から覚めた朝
僕の隣で 見知らぬ少女が眠っていた
白いガーゼのような服が朝日に 溶けてうっすら透けて見える
小さな体が 静かに呼吸に合わせて 波打つ
この子は ?
寝ぼけたままの頭が 夕べの記憶を たどろうとする
少女が 寝返りをうつ
長い髪が少女に合わせて 寝返りを打つ
僕の視線もそれに合わせて 寝返りを打つ
記憶は繋がらない
この子は 何処から来たのだろう?
そっとその長い髪に触れてみる
柔らかい 感触 と 少女の 香り
少女がまた 寝返りを打つ
少し不機嫌そうな声と共に
僕の腕の中に
そして 少女の腕が 僕を捕らえて
彼女の柔らかな部分が 僕を捕らえた
