頑張って再生【川田模型 M300GT2】 | andewmaのブログ

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涅槃で待つ

M300GT2、右のアルミハブが発売されたのは前回書きましたが、
しれっとフロントのアルミナックルも発売されていました。

以前M300GT用に発売されていた物の色違い品になります。

僕もM300GT用のアルミナックルを持っている事を思い出したのですが
ベアリングを入れてみるとどうにも入らない。
アルミのは外径が違うのかと一瞬思いましたが、よくよく見てみると
ベアリングの外側だけが穴の中に残っていました。


貰い物だったのですが、くれた理由をようやく知りました。酷いヤツだな。

新しく買えばメーカーの儲けになりますが貢献出来る程お金を持っていないので
この固着したベアリングをなんとか除去して再生する事にしました。

精密マイナスドライバーなどで引っ掛けてみてもビクともしません。
裏から叩く事も出来ないので、
リューターで内径を薄く削ってから再度引っこ抜く作戦にしました。

定時後会社で作業していたらベテランの職人さんが「何やってんだ」と寄って来たので
細かい事言わず「これを取りたいんです」
と言ったら綺麗に削ってくれました。
リングが薄くなったので再度ドライバーでこじってみたら、あっさり取れてくれました。

 



取れた! 嬉しい!

件の職人さんが何の部品か聞いてきたので
「ラジコンの部品」と素直に言ったら
「仕事のじゃねぇのかよ」と危うく捨てられるところでした
仕事ならこんな真剣に取ろうとせんでしょう。

ようやく装着出来るようになりました。

 


このアルミナックル、純正とほぼ形は一緒ですが、
ボールを取り付ける腕が純正よりも高い位置にあります。
これは左右共通使いにするための策だと思うのですが、
そのまま付けるとサーボとの位置が相対的に高くなるので
ターンバックルがバンザイしてしまいます。
対策としてはサーボを上に上げる事でまた水平にする事が出来ますが
重量物を高くしたくないので
とりあえず一度このまま走らせてみようと思います。

今週末のレースが楽しみになってきました。