暫くの間、といっても2週間弱くらいですが、
バイクで特攻したとかではなく、
大事では無いのですが、この歳になっても「人生初体験」
まだまだあるもので、
人生の諸先輩方からは「何でも経験しておいた方が良いよ」
みたいな説教じみた話をよく聞かされる事もありますが、
今回の入院で、「経験」は積んでおいて損は無いが「何でも」
誤りで、「やらずに済むならその方が良い」事もあるのだと、
身をもって知りました。
今回の入院は耳の下のあたり、耳下腺という所に出来た「
の切除手術だったのですが、
動いてもらっては困るとの事で全身麻酔をしました。
で、この全身麻酔という代物、
「なぜ効くのか解明されていない」とか
「目を閉じて開けたら終わってる」とか
「人によっては全然効かない」とか、
結構怖い話を聞く上に、誓約書とか同意書をたくさん書かされて、
麻酔医や救急救命士が何度も診察やら挨拶やらに来るので、
段々不安になるのですが、
一番の悪夢は眠った時では無く、起きた後に待っていました。
意識が戻って最初に思った事、身体が全く動かない!
それも単純に動かないのではなく、全身筋肉痛のように、
お医者曰く、手術時間が長くなっちゃったんで暫く痛いかもね~。
だそうですが、まさか、
思ってもみませんでした。
寝たきりってこういう気分なのかな、とも思いましたし、
数年前、
した。
あともうひとつ、カテーテルという代物は、
鬼か悪魔か、それともその両方が発明したとしか思えない痛さ。
もう二度と、味わいたくない。
というわけで、総合的に悪夢のような入院生活を送ってきました。