エンジンが頑張ってるのが見えるようになる筒【ST250】 | andewmaのブログ

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涅槃で待つ

ST250はコストダウンの見本みたいなバイクです。
「安っぽいんじゃない、安いんだ」
は褒め言葉ですね。

で、そんなST250、メーター周りもシンプルで当然、
タコメーターはありません。
無くて困る物ではありませんが、
あれば人間のアドレナリンが多少多くなります。

以前から付けようと思っていましたが、
安い奴はすぐ壊れそうで不安だったので足踏みしていました。
今回、中古で良さそうなのが手に入ったので、
取り付けてみました。

購入したのは、
DAYTONAのVELONAという商品。
定価は¥17,800ですが、鉄の掟に従って10,000円以下で
入手しました。

ST250純正のメーターより遥かに高級な雰囲気です。


タコメーター以外にも時計や温度計(オプション必須)やら、
別体スイッチやらが取り付けられるようになっていて、
配線がやたらと多かったです。
あと、パルスジェネレーターという部品が付属していましたが、
ST250には不要でした。

なので、バイクと接続する配線は
アクセサリ電源とアース、時計用の常時電源、それから
イグニッションのパルスを拾う線
だったと思います。

作業する前に、同じバイクにタコメーターを取り付けた人の
ブログ等を読んで頭の中でシミュレートしていましたが、
実際に自分のバイクを見てみると、細部が結構違って、
結局、手探りしながらの作業になりました。
年式とかでしょうかね?

 


まず、バッテリー周りがやたらゴチャついている。
どうやらインジェクション式になってからはこうらしいです。

 


で、電源は、買った時にディーラーに「付けといて!」
って頼んで結局全然使っていないUSB電源と同じ所から取る事にしました。
適当に買ってきた線とタミヤ製のギボシコネクタで横取りコネクタを作成して
割り込ませました。
タミヤのギボシは250円でオスメス10セット入っているので結構安いと思います。

時計用の電源はバッテリーから直接取ったので特筆すべき事はありません。

 

 


イグニッションのパルスを拾う線はイグニッションコイルに
これまた横取りコネクタを作って拾ったのですが、
コイルから二本出ている線のどっちか分からなくて、
1/2の確率に負け、一度配線しなおしました。。。

横取りコネクタ等を作りながらでしたが、
おおよそ2時間弱で作業自体は完了しました。
その後、イグニッションコイルの配線をやり直したので、
全体的には3時間弱くらいでしたが…
それにしても、このバイクは素晴らしい。
シートの2本、タンク1本、計3本のボルトを外すだけで、
エンジン上部までアクセスできます。
(タンクから生えているコネクタと燃料パイプも外すけど)

 


カウルが付いていたり、妙に凝った形のバイクって
部品がパズルみたいになっていて、
目的の部位に到達するまでに、結構な手間が掛かったりするものですが、
ST250に関しては、そういう心配は無し。
どこの部位にもおおよそダイレクトイン。
こういうバイクだから、自分で触る事が楽しいと思えるのだと思います。

 


メーターはこんな感じに付けました。
右側に付けている人が多いようでしたので、天邪鬼って左側にしました。
取り付けは、セパハンにして空いたスペースにステーを
ヘッドライトステーと共締めしました。
若干傾いていますが、絶妙な場所に(偶然)来たので気に入っています。