やめてケレ、ゲバゲバ~大宮I♡DOLL | Andersonstown

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のはは!
タイトルはAnderson's townではなくAndersonstownです。北アイルランドの実在する地域名から拝借しました。 

こういう曲がある。


やめてケレ、やめてケレ、やめてケレ、ゲバゲバ
やめてケレ、やめてケレ、ゲバゲバ パパヤ



「老人と子供のポルカ」という曲だ。
オリジナルは左卜全とひまわりキティーズによって、1970年2月10日にリリースされた。




後世において多くの歌手にカバーされてきたが、アイドルグループである大宮I♡DOLLが、2015年3月15日にリリースされたマキシシングル『流星Destiny』でカバーしている。
流星Destiny_1




 流星Destiny_2




単独の動画が存在しないので、こちらの動画の9:33~10:59までを御覧頂きたい。




文献によると、

本楽曲はリズムこそ軽快且つコミカルであるものの、1960年代後半の時代背景に大きく影を落とした曲であり、実態は「『ゲバ(学生運動)』『ジコ(交通事故)』『スト(ストライキ)』の被害者は老人と子供である」という痛切な叫びが込められたメッセージソングである

とのこと。

大宮I♡DOLLのバージョンは、ユニークなコーラスや後半にゲーム音楽風のアレンジを聴くことができるなど、オリジナル以上のコミカルさが打ち出されている。

実は、筆者は推しメンバーより本曲はカバーソングだということを聞いたのだが、のちに本曲について調べてみたが、いささか衝撃的であったと言える。
加えて、大宮I♡DOLLのメンバーが楽しそうに「反スト・反事故・反スト」を歌い上げるところには、一種のショッキングささえ覚えるほどである。



2015年8月2日に行なわれたワンマンライヴでは、初めて聴いた曲にもかかわらずインパクトがあり、
大宮I♡DOLL_20150802ワンマン




マキシシングル『流星Destiny』の収録曲の中では、マイナー調でノスタルジックな雰囲気で、他の2曲の楽曲とはかなり異色だとは感じていたが・・・・・。



このように、風化しつつある過去の時代の痛切なメッセージを後世に伝えることは、アーティストとしての大きな功績であると考えている。
実は、筆者のお気に入りの曲でもあるのだ。



メンバーの渡辺綾
2015年8月2日
渡辺綾_20150802




2015年9月17日
渡辺綾_20150917




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