面白いのは主人公が醜女(しこめ)
という設定。
村上海賊の娘は、史実には確認出来ない。
史実とは面白いもんで、
いなかったとも確認出来ない。
様々な文献を元に歴史を再現し、
隙間を創作する力が作者の魅力だと思う。
主人公が美男美女であって欲しいって
願望が僕にはある。
なぜか感情輸入しにくいもんです。
他の方はどうなんでしょう?
で、和田さんの上手いなあーって思うのは、
主人公 村上海賊の姫 景は、
今でいう、ハーフのような顔だち
モデル体型だということ。
時代は織田信長が天下を揺るがす頃、
いわゆる現代の美人が、当時の美的感覚にそぐわず、
醜女と呼ばれ嫌われる。
つまり、映画になったら、
美人を主人公にし、堂々とブサイクってからかう事が出来る。
まー、映像化しやすい設定だなと。
そもそも、この小説は脚本として書いたものらしく、
上下巻でボリューム満点ですが、
すごい読みやすいんです。^_^
史実に基づいた海戦の迫力。
著者独特のキャラクターの秀逸さ。
波の音が、爆音が、人を切り裂く音が聞こえてくるかのようで、
潮の香りも火薬の臭いも
そして、何より海賊達の咆哮が聞こえてくる!
迫力満点の作品です!^_^
オススメ!☆☆☆☆