母から「ちょっと体がだるいので早く寝ます」とLINEが入ったのが
まだ暑さの厳しい昨年9月のとある金曜日でした。
その日は父の通院日だったので母も疲れたのかな、くらいにしか思っていませんでした。
(ちなみに父も私と同じ膠原病で、同じ主治医)
翌日の土曜日は娘の中学の体育祭だったので、お弁当作りと見学で疲れてしまい様子を見に行けず
LINEで様子を確認。
「大丈夫」という返事だったので安心。
でもちょっとした風邪でもうつったら困るな、と思い
日・月曜も安否確認に行きませんでした。
今思えば、これが良くなかった。
そして火曜日の10時過ぎ。
私の自宅固定電話に見知らぬ番号から着信。
見知らぬ番号なのですぐには出ず、番号を検索したところ父がデイサービスで通っている施設から。
これは何かあった・・・と嫌な予感がする中、私の携帯に再着信。
すぐに出たところ、
「月曜は奥様からデイをお休みすると連絡あったけれど、今日は連絡がなく
ご自宅にも奥様の携帯にかけても繋がらない」と・・・。
すぐに実家へ。
嫌な予感がしたので、自宅に備蓄してあったポカリやゼリー飲料など持てるだけ持って。
11時。実家へ到着。
1階のカーテンが全て閉まっている。
郵便受けに新聞がたまっている。
インターフォンを鳴らしても応答がない。
鍵は開けたものの内鍵がしまっていて開かない。
声をかけても応答がなく、シロッコのか細い声が聞こえてくるのみ。
パニックになり、叔母へ連絡。
叔母から「内鍵が開かなくては入れない事、家の中に先週末具合が悪いと連絡があった家族がいると110番して伝えたほうがいい。」と。
そして110番。
状況を伝えると、すぐに警察と救急車を要請してくれました。
ただコロナ流行下なので救急車が到着するまで時間がかかるかも、と。
救急車と警察を待っている間、母が内鍵を開けてくれまして
家の中に入れたのですが、それがもう・・・酷い状況でした。