実家にいたときの風呂のルール。
シャワーを使ったり水道の水を使うことは禁止。
湯を出すことも禁止で,風呂は焚いていた。
外で風呂をたけるようになってた。
浴槽はそれなりにでかかった。
そこに溜めた湯で,全部やる。
髪を洗うのも体洗うのも。
まあ,昔風のやり方ってこっちゃね。
途中で風呂に水を足すことはしない。
最初に入れた湯で最後までいく。
ぬるくなったら,また焚く。

私は高校のときに帰宅が遅くなることがよくあった。
日付が変わっていることもあった。
そんなときに風呂に入ると
湯がとてもぬるくて,ほんのちょっぴりしか残ってなくて。
他の家族が使ったあとだというのもあるけど,湯が少なくなってる大きな原因は浴槽のひびわれ。
ほうっておいても少しずつ湯が減っていくのだ。
ぬるい湯でも入らないよりはいいと思って入る。
どうやって入るかというと,風呂に寝そべる。
まずは仰向けに。そうすると体の背中側半分は湯につかる。
次に裏返ってお腹側。
じっとしていると,それでもちょっとは体があったまる気がした。
もちろん,体を洗うことができるほどの湯が残ってないから,髪も体も洗えない。
もしシャワーを使ったりしたら,音でばれる。怒られる。
風呂あがってから洗面所の水で顔洗って終わり。