NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法/日本経済新聞出版社
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今読んでます。
この中に・・

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私はアメリカで学生生活を21年間体験してきたが、
その間、
私がどう感じているかを尋ねた人は1人もいなかった。
感情が重要視されていなかった・・
価値が置かれていたのは、
『正しい考え方』であった・・・
しかもそれは地位と権威のある側が規定したものだった
私達がきづくよりも、
『他人の顔色をうかがう』
ように訓練される。
そして
『頭に意識を向け』
『他の人は、ここで私が何をいうべきだと思っているだろう』
と考える事を学ぶ

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という一説があります。
これを読んで、
EFTを自分にそして他の方にしてきて
EFTを続ける事に、
効果を出すことに、

感じる・・より考える・・

つまづく原因のひとつだなぁ・・と思いまして。

どういうことか?
というと、
人は問題がある・・・
という時に、

☆電車に乗れないからどこにも行けない
☆彼が忙しいと言ってなかなか会えない
☆子供が勉強しない
☆学校(会社)に行けない
☆お酒が止められない

・・・・・・

そう。
状態や状況が
自分の望むものでなく
それが問題で解決するよう

『正しい答え・解決策』



『考える』

事をしようとします。

もちろん、大事です。
でも、
EFTはその状況や状態を
解決する為のものでなく、

その状況や状態に対して感じている

『感情』

に目を向け解放していく
のが目的なんです。

でも、
この本にあるようにほとんどの人が
『感じていること』でなく『考える事』を重要視するように育ってきました。

だから、EFTをしていても

『感じていること』が何か?よりも
『自分の考え』しか言葉にできず、
なかなか自分の感情を出せずにいる方多いんです。

Aさん〝彼が忙しくて会う時間がない〟
私 〝会う時間がなくてどう感じますか?〟
Aさん〝私より仕事が大事なのかなって思う〟
私 〝仕事を優先されるとどう感じますか?〟
Aさん 〝私はいらない存在なのかなと思う〟

・・・・・

わかります?

どう感じますか?
に対し、
~と思う・・

と〝自分の気持ち〟でなく
〝相手がどう思っている〟という推測であり、
考え・・を言葉にしている・・・という例。


で、EFTをするとしたら・・・
難しい・・ですよね^^;

ここにあるのは、
相手に対して自分がどう感じているか?
でなく、
相手がしてくれない事に対しての考えだから・・

もしEFTをするなら

彼が私を大事にしてくれない
と思うと
寂しく、悲しくなってしまう

という〝自分の感じていること

なんです。

だからね~
質問する側もここが注意点。

〝彼が相手にしてくれなくてどう感じますか?〟
に少し言葉をつけ足してみる

〝最近彼が相手にしてくれなかった場面思い出しますか?
その時の事を思い出すとどんな感じがしますか?〟

とよりリアルに感じる具体的な場面を思い出してもらう

とか

〝自分1人なんだなぁ・・と思うと身体のどこか重くなったりしますか〟

と身体に感じる事に意識を向けてもらう

とか、

『自分の感じていること』に意識をむけてもらう質問をする・・

のも大事なんですよね。

で、
この質問をする側も
自分自身の
『考え』でなく『感じていること』に敏感になる・・
のが大事なんですよね。

最初はできなくて当たり前です。
でも、
これは自分の考えていること?
それとも感情?
に意識を持っていくようにすると

EFTの効果・・も上がってくる・・と思いますよ。