私は典型的なキレやすい人間になってしまった。
自分の衝動を抑えられない。
言い訳すれば、全て抑えられない訳じゃない。
これでもがーっとくる感情はあれど、
殆どは押さえ込んでなかった事にしている。
それでもダメな時にッボーンとなってしまう。
ぶっちりいく回数は人よりかなり多い。沸点が低いのだと思う。
これでもそんなキレる私をすんでで刺し殺してきてる。
でなければとっくに誰かを刺し殺してるんじゃなかろうか。
これからも誰かを手にかける事はしないけれど、代わりに物を投げて抑えているのかもしれない。
これが前置き。
どうやらそんな私を見て来たのがダメだったのか、息子がキレやすい子になっているみたいだ。
私の前では聞き分けのいい子なのだけど
学童の先生から聞くに、相当わがままを言い
棚に登りジャンプしたり
それならまだしもいきなりアトピーの子の腕を掻きむしったり
友達を殴ったり理不尽な暴力行為をしているのだそう。
血管キレるかとおもた。
近所に住む悪ガキの影響もあるのも先生方はわかってくれているみたいだけど
どうして影響受けるのが悪い子なんだ。
おそらく悪い子から受ける理不尽を、自分より弱い子にしているようにも見える。
学童の先生は今なるべく2人を離していると言っていたので、そこはお願いするしかない。
けどなぁ、もう1人穏やかな子ともよくつるんでるんだから、その子の影響を受けて欲しいもんである。
どこから話せば良いのだろう、と頭がクラクラして。
これは怒ったって直る事じゃない。
ましてや息子、自分の世界に入ってるので声が全然届かない。
怒ったって余計深く篭るだけ。
けれど真っ向から侃侃諤諤しても届かないだろう。
なのでどう響かせるかと考えて、閃いたのが
ガンジーの非暴力の抵抗。
彼が牛肉を食べた事を父に告白した時、糞味噌に怒られるかと覚悟してしていたのに
静かにすすり泣いた父を見て、居た堪れない気持ちになった、というのがきっかけというあれ。
最近、息子に道徳を教えるに当たりこれを手本に言い聞かせているのだけど、始めて手応えを感じている。
さてこの、非暴力の抵抗目線で考える。
しちゃいけない理由とは。
する事によって仲間はずれにされるようになる懸念、
怪我をしたら悲しむのは誰か、
友達にもお父さんやお母さんがいる事、
怪我をさせてしまったら、悲しむのは
その人達だけでない事、
じーたんやひーちゃんも悲しむ事、
なぜ悲しむのか。
あなたを優しい子だと信じているから、それを裏切る事になる。
ついでに、穏やかな子を手本に出して
なぜこの子が好き?
一緒にいて楽しいからじゃない?と。
だったらあなたも、一緒にいて楽しいって思われたら嬉しいよね、と。
最後に私の大切な友達がアトピーだという事を話した。
アトピーが故に自分の肌にコンプレックスを持ち
虐められて傷付いて泣いていた事。
それを見て私も悲しかった事。
その子は何も悪い事はしていない。
汚くない、なりたくてなったんじゃない、生まれつきなだけ。
ただ肌が弱いだけであなたと同じ。
他の子と同じように接するのが当たり前。
あなたがいじめっ子だと私は悲しい。
涙目でぐっとこらえてる感じだったから、少しは届いたかなぁ。



