中咽頭がんと診断されました。 -2ページ目

中咽頭がんと診断されました。

2024年5月末に中咽頭がん(粘表皮がん)と診断されました。治療のこと、日々のことを書いて行きたいと思います。

今日は退院してから10日ぶりのがんセンターでした。

本日の予定は、①手術部位の経過観察、②病理検査結果説明の2点です。


①手術部位について

順調に回復しており、血液検査による炎症の数値も正常値以内に収まっているとの事でした

術後の大量出血ももう心配はないと考えて良いそうです。にっこり


一点、退院してから少し困っている症状がありまして、術後11日目から、水などの飲料を飲むと、毎回ではないですが鼻から水が出てしまう様になりました凝視

(術後数日目からあった蛙の鳴き声みたいな音は、鼻から水が出てしまう様になってから、しなくなりました。)


どういう時に鼻から出てしまうのか自分でも分からないので、水を飲む時は毎回鼻を手でつまんで飲んでいます。

家の外で水を飲む時は、少し恥ずかしいですほんわか


主治医に伺うと、切除した軟口蓋が再生し盛り上がっていくに連れて少しずつ改善していくだろうとの事でしたニコニコ


総じて順調な様です花



②病理検査結果について

本当に本当にありがたい事に、『断端陰性』との結果でした。


私が診断されている粘表皮がんは、放射線に抵抗性があるとされているため、術後放射線が必要になった場合がとても不安でした


事前に私が手術を受けるがんセンター発行の論文を読んだのですが、

がんセンターにおける中咽頭癌手術(P16陽性、T1〜T4症例)の断端陰性率は40%程度であるのに対して、

他院の断端陰性率をいくつか調べてみると、p16陽性に限らずですが、7、80%以上はある様です。

❇︎ がんセンターの陰性率の低さは、他院よりも病理検査を詳細に行い、断端評価をするための切片数が多い事に起因するとの見解でした。

そのため、原発巣の制御成績は落としていないとのことです。


がんセンターの陰性率の低さに、

もう術後放射線をするのだろうと半ば腹をくくりながら結果を聞いたのですが、陰性との事で一安心ですにっこり


今後は,追加治療なしで月1回の経過観察をしていく事になりました。





中咽頭癌と診断された5月末は、不安と恐怖で今日という日を迎える事を想像する事すら出来ませんでした。


ブログにて、見ず知らずの私に沢山のアドバイスや心暖かいお言葉を頂けたお陰で、転院先や治療方針を選択でき、手術を乗り越える事が出来ました。


本当にありがとうございました。


今後は根治を目指して、日々を大切に過ごしていしたいと思います。