周囲の視線を惹きつける自己表現、  それが着物リメイク服

周囲の視線を惹きつける自己表現、  それが着物リメイク服

着物の素敵な柄やテクスチャーを生かして、現代のファッションにアップデート!               一枚で存在感のあるコーディネートが完成。
着物をリメイクすることで、日本の伝統と現代のトレンドが融合したアイテムを提案。


着物リメイク服を作るには
まず解かないといけない。
コレが実に大変。



解いた後は洗ってアイロンをし、
着物地を再度確認してから
型紙をのせて、裁断し、縫製へと
実に実に出来上がるまでの工程が長い。



私の場合、
着物を探して気に入ったものがあると
即決で買ってくる。



それはリサイクルショップだったり、
骨董市だったり、
自分が買い取ったものだったり。



でも、その時点で
何を作るか全く考えていない。
20%くらいのキモチで眺めて
ふ〜んいいねぇ💕てな感じ(笑)



なぜかと言うと、
着物のままでは全体の柄が分かりにくいのもあるけど、なんと言ってもほどいてから見つかる
細かい穴やシミや傷。



せっかくコートやワンピースを作ろうと
思っても、型紙をのせた段階で
諦めざるを得ないことってあるのだ。



反対に、思いがけないアイデアが湧く時もある。



だから前もってイメージを膨らませることを
あまりしない。
 


ただ、自分が着るつもりの物なら
どこで、どんな場面で着たいというのは
何となく思っている。



イベントで販売するようなものも
解いた段階で決める。



なので、イメージがわかない限り
ハサミを入れることはしない。
焦って決めたり、慌てて作ったりもない。



じっと「その時」を待つのだ(笑)



解いてリメイク服になるまでに3年も
眠らせたままの解いた着物も
あったりする。
経年劣化の進んだ中古の着物なのに(笑)
さらに寝かせるのか?



焦って作って出来上がったものは
やっぱり納得がいかない。
そして着ない、売らない。



ひぇ、勿体無い。
何のために解いたのだ?



だからひたすら「その時」を待つ。
ムダにしないために。