彩冷えるはこれからもてっぺんを目指す。

でも、私が目指すのはてっぺんじゃない。

居場所を捨てるのも君次第。

新しい場所を探すのも君次第。

それでも私は彩冷えるさんたちの何かが好きなんだと思った。

本命とかそんなのどうでもいい。

私が好きなもののひとつ。

それ、だけでいい。

いつだって私が目指すのはてっぺんじゃない。

メンバーの誰かに自分を覚えてもらいたいとかそんなのなくて。

ふと思い出した時にはっきりと甦る、そんな思い出と、音が欲しいだけ。

鳴り止まないカーテンコール。

泣くのは、カーテンコールが終わってから。

小さい頃からの約束だった。

今は私の泣くための場所はちゃんとあるから。