どの業界でも人手不足の深刻化が聞こえてくる。

 

労働人口の減少、高齢化、ベテラン勢の引退・・・今も厳しいが五年後、十年後はさらに暗い・・・・・・。

キテレツ先生であれば、「え?自動化すればいいじゃん簡単だよブタゴリラ君」というであろう。

きっと八百屋の仕入れ・陳列・販売すべてをあっという間に自動化してくれる気がする。

ただ、残念ながらあれは漫画の世界だ。現実には自動化を進めるにあたりどんな葛藤があるだろう?

 

まず前提として、工場も自動化の投資に対して回収できるか?という観点が必須になる。

「いや、費用対効果度外視でうちはチャレンジするよ!!」という経営者は個人的には好きだけどめったにいない・・・。

いたとしても、いろんなメーカーに騙されて自動化したものの余計工数が加算され、かえってコストアップになる未来が見える。

 

自動化の判断は、以下の2軸でおおよそやる意義があるかに分けられると考える。

<自動化判断の2軸>

・人の作業が単純か複雑か

・物量が多いか少ないか

 

もっとも有効なのは、単純かつ物量が多いシーンだろう。

例えば、ラインから流れてくるものをトレーにひらすら入れるとか、弁当の詰め込みとか。

経営者から見ると労働基準法を知らない自動化技術は、あたかた世紀末にあらわれた救世主にある。

24時間稼働どころか、72時間稼働でも怒らない。こっそりネットに悪口をいうこともない。

人はミスをするが機械はちゃんと調整していればまず間違えない。そして辞めることもない。

さらには、昨今のロボットや目のかわりをするセンサの進化によって実現が難しくなくなっている。

むしろこのご時世に、この領域を人の作業でやっている会社はかなりやばい。

 

次いで複雑で物量が多いシーンだろう。

例えば、スマホで例えると表裏の細かい傷の検査、どう考えても難しい製造の大部分を自動化できたら・・。

アイフォンが一日何台作られているかは不明だが、予約待ちなど聞かないことを考えるとすごい作っているのだろう。

単純領域と比べても技術は難しい。投資は大きいがやる価値も大きい分野である。

ただ、スマホの場合はあくまでも売れることが見込めるからやっていることである。

 

単純・複雑で物量が少ないとなるとそりゃ人でやろうね、となるだろう。

いずれもっと簡単に・低コストにできるようになれば、これらの領域にも自動化が進んでくるんだろうなあ。

 

※注)本文は仮説思考の訓練として、さほど詳しくないけれども関心のあるテーマをもとに、

        無理やり論点を推察して書いているだけです。大いに誤っている可能性はあります。

 

☆参考サイト

https://jss1.jp/column/column_60/