2024注目の春ドラマ♥
この春は冬ドラマ以上に面白そうなヤツが目白押し・・・でもMLB中継もあるし絞り込んで見続けるドラマを決めないとてことで面白そうな候補の第1話を見て判断■フジテレビ 月9 4/8スタート366日★★☆☆☆高校の頃から周りに冷やかされて「絶対にありえないから」って明日香(広瀬アリスちゃん)に言われて以来両想いなのに付き合えずに12年いた遥斗(眞栄田郷敦くん)と明日香がようやく・・・ところがデートで待ち合わせたスカイツリーの近くで遥斗が子供を救おうとして頭に重症→入院見舞いに行った明日香が第2話で妹に「もう来ないで」って言われた時点で視聴中止♡せっかくキャストがいいのにイケメンに妹が出てきた時点ですでにフラグ立ってて見え見え想像通りの展開にガックシ・・・!シンデレラ症候群て言って本来のイミは「外から来る何かが自分の人生を変えてくれるのを待ち続ける他力本願の女子」私は女性漫画家や女性脚本家の書くドラマに必ず出てくるイジワルな姉妹的存在を出す作家のことを「シンデレラ症候群」て呼ぶついこないだまでやってた冬ドラマ=同じフジの月9でも山田くんの妹がまったく同じことを永野芽衣ちゃんに言う「もう兄に会いに来ないでください」アホちゃう?なんでおんなじ設定同じ局の同じ枠で繰り返す?イケメンに憑(つ)き物?ブラコン妹イケメン兄のカノジョ=ヒロインに首ツッコミ余計な口出し&拒絶パターンこういう臆面もないパクりをするのは決まって凡庸な女性脚本家ベタな設定の繰り返しが若い女子にウケるっていうマーケティングリサーチの結果?いやいやこれって50歳前後のいい歳して恋愛脳のかたまりみたいなキショい女性脚本家やプロデューサーがドラマを作るせいで、ちょうどうちのおじいちゃんが外食で飽きずに毎回刺身定食しか食べないのと一緒料理人でも同じ物ばっか何度も作れば飽きるのに歳取ると逆に同じ物しか食べなくなるらしいドラマを作るのも同じ物だけ、なのに飽きない■フジテレビ 月22時 4/15スタートアンメット ある脳外科医の日記★★★☆☆杉咲花主演!“記憶障害の脳外科医”再生の物語今日のことを明日には全て忘れてしまう川内ミヤビが患者たちに希望をもたらす・・・事故で新しい記憶を維持できなくなった女性の脳外科医が、職場復帰後本来の外科医業務を離れてサポート的な業務を担いながら。。。ノートにその日の出来事を記録して翌朝それを読み返して記憶障害を補う2000年公開の映画「メメント」ダークナイトシリーズのクリストファー・ノーラン監督・脚本の佳作で数分しか新しい記憶を保てなくなった主人公が全身に文字のタトゥーで自分自身にメッセージを刻んだり、ポラロイドカメラで撮影してメモを添えて記憶の代わりにしながら妻を殺した犯人を探す物語・・・これに似てる■テレビ朝日 火曜21時 4/9スタートDestiny★★★☆☆大学の法学部で友だちになった5人の仲間奏(石原さとみさん)真樹(亀梨和也さん)カオリ(田中みな実)トモ(宮澤エマ)ともう一人チャラいドハマり役の亀梨さんと石原さんが当然のごとく恋に落ちて恋愛脳のかたまりのようなカオリ=田中さんがこれまたドハマり役で2人に嫉妬真樹を車で呼び出してカオリ事故死!視聴者的にはジャマ者が消えてよかったけど連れ出された真樹は生きてたものの消息を絶つ・・・カオリの葬儀の夜にこっそり現れた真樹は奏に気づかれて走って逃げだす・・・追いかける奏・・・失笑・・・「俺がカオリを・・・(殺した)」そして12年後・・・ってあれ?月9の「366日」といっしょやん・・・12年後の奏は検事になってて医者の安藤政信さんとお付き合い中♡でも真樹が彼のいる病院に担ぎ込まれる真樹どうせいいヤツって見え見えだけに展開にいっさい意外性はなさそうだし。。。テレビの番組情報に「名脚本家・吉田紀子」完全オリジナル脚本サスペンス・ラブストーリーって聞いたことない脚本家さんやれやれ・・・またか64歳のベテラン女性脚本家の書く恋愛脳ドラマ♡奏はパパが自殺?いや殺された?真樹はママが消えた?真樹はパパ=仲村トオルさんが弁護士だからともかく大学進学は経済的にムズくね?こういうありがちな設定でリアリティがないところに女性脚本家らしさ更年期世代の女性脚本家といいさらに上の世代の60代脚本家といい・・・「VIVANT」みたいに恋愛要素なしでも面白いドラマあるのに・・・なんでなん?残念な脚本の典型=ト書き多過ぎ「奏」(その声を聞いた途端一気にあの頃に時間が戻った)第2話で12年ぶりに奏が真樹と再会した時の心の声!ト書き=セリフ以外の文章これでちゃけば登場人物のキモチや行動を補足説明するセリフも全部状況や心情の説明このドラマはめっちゃト書きナレーション過多補足説明しないと伝わらないと思ってダメな脚本家がよくやる余計な一言二言いい作家の脚本=セリフほど必要最低限しかないフツウの人は空気を読むんでそれで伝わるスティーヴン・キングさんみたいに無駄なセリフが一切ない一語一句無駄がない言葉選びが秀逸、余計な事は言わない映像(映画)化してもナレーションで状況説明なんて短絡的な低次元の手法は使わないそれを一流はわかってるからいっさい使わない空気が読めない脚本家は普通の人が空気を読むってことを知らないから説明過多ト書き過剰になりがちセリフだけで十分なとこにまで奏本人のナレーションをかぶせるちなみに第2話を見たらこの先の筋書きが読めちゃって・・・誰にでも読めちゃうレベル最終話まで見ないかも■TBS 火曜22時 4/9スタートくるり~誰が私と恋をした?~★★★★☆私の世界は“くるり”と変わった記憶を失ったヒロイン・まことの手元に残された1つの男性用の指輪…指輪がピッタリとはまる3人の男たちの登場で恋の四角関係が幕を開ける!まったくのスルーで1話を見なかったけどネットニュースで「まさかの考察系?」って書かれてて俄然キョーミわいてTBS無料配信で第1話視聴誰かに追われるめるるが階段でコケて頭に怪我→記憶喪失っていうまさかのネタかぶり・・・杉咲花ちゃんのシリアス系重い空気のドラマと対照的な記憶喪失もの対決でも誰が元恋人だったのかスマホが壊れてわからない・・・会社でも以前は自分のキャラを演じてて今の自分とキャラが違う・・・想像以上にめるるが演技上手でこれもまた更年期世代女子の脚本家さんではあるけど思いのほかおもろいくだらない会社の同僚女子にうんざりしたかと思ったらいきなり会社辞めますって言い出してスッキリ瀬戸康史&神尾楓珠&宮世琉弥と4角関係って恋愛ドラマなんで最後まで見るかどうか微妙ですけど。。。■フジテレビ 木曜22時 4/11スタートRe:リベンジ‐欲望の果てに‐★★★☆☆巨大病院の理事長(光石研二さん)が心臓疾患で倒れた後に何者かに殺される・・・婿養子だった理事長の息子海斗(赤楚衛二さん)は父親が院長の叔母(余貴美子)たちとの権力争いをしていると長年誤解し続けて医大に入ったものの反発して記者になったけど父親の死後に初めて親の愛情に気づく亡き父は病院を離れた息子を理事に推してたけど病院には新たに心臓外科医大友(錦戸亮さん)が招かれて会長(笹野高史さん)から理事に推される・・・父の葬儀で叔母=新理事長に敵対表明した海斗でしたけど、何者かによって気絶させられて拉致されてしまう。。。恋愛ドラマ以外っていうと日本じゃ刑事ものや弁護士、医療ドラマとか職業ドラマばっか・・・今回も医療ドラマかぶり錦戸さんがミステリアスでよさげだけど微妙。。。空気重め■フジテレビ 金曜21時 4/12スタートイップス★★★★☆“書けなくなった”ミステリー作家と“解けなくなった”エリート刑事の“絶不調バディ”が絶妙会話術と掛け合いで事件を解決するミステリーコメディー!篠原涼子さんとバカリズムさんがバディを組む面白くないワケがないけど第1話見逃してTverで無料配信を視聴♡古畑任三郎とかと同じ倒叙式=最初に殺人の様子が描かれてあとからそれを推理して犯人を追い詰めていくヤツ脚本もキャスティングも〇作家でコメンテーターの黒羽ミコの弟で弁護士が染谷将太さんバカリさん演じる森野刑事の後輩刑事に矢本悠馬さん=Destinyでの亀梨さんの同級生役と同じクールで掛け持ち!1話完結で第1話ゲストはトリンドル玲奈ちゃん1話くらい見逃しても気にしないで気軽に見れて笑えるコメディー春ドラマで楽しい系・お気楽系・ポジティブ系はこれと「くるり」だけあとは暗~い重い系でしんどいかも。。。■TBS 日曜 21時アンチヒーロー★★★★☆長谷川博己さんは、たとえ犯罪者である証拠が100%揃っていても無罪を勝ち取る「殺人犯をも無罪にしてしまう」アンチな弁護士ヒーローとは言い難い、限りなくダークで危険な人物前代未聞の逆転パラドックスエンターテインメント共演に北村匠海さん、野村萬斎さんほか第1話容疑者役でイケメン岩田剛典さん弁護士も容疑者もいい人なのか悪い人(本当に犯人)なのかわからない???空気重め。。。恋愛要素ゼロ系ドラマが多いTBSの日曜21時日曜劇場が結局一番視聴率取りそうあとは4/25スタートするテレ朝木曜21時のキムタクさん主演「Bellieveー君にかける橋ー」日テレ土曜21時の「花咲舞が黙ってない」は「半沢直樹」の池井戸潤さん原作で杏さんのイメージが強いんで、今田美桜ちゃん主演のリメイク?は微妙。。。月9とかもう恋愛ドラマって決め打ちなのか・・・需要のあるなしに関わらず恋愛もの見なくはないけど映画ならSFとかシチュエーション・スリラーが好きなんで、出来たらそういうジャンルのドラマを見たいのに残念ながらそのジャンルの優秀な作家さんがめちゃ少ない・・・凡庸な脚本家のオリジナル脚本より東野圭吾さんとかスティーヴン・キングさんとか人気作家の原作をもっとドラマ化すればいいのにって思うけどなかなかない原作を忠実に再現できるまともな脚本家さんがそもそもめっちゃ少ないからかも。。。