Anathallo ブログ -14ページ目

クッキーシーンインタビュー!!!

先日クッキーシーンのインタビューがセスから届きました。
シカゴに移住することになった理由から、ここには掲載されていない日本での暮らしの秘話、もちろん音楽の話てんこ盛りです。最高に面白いですよ~~。今月の28日に発売(カラー2P)なので、絶対チェックしてください!!

また、DGTable(フリーペーパー)も大所帯特集をやるらしく今月の25日に配布開始の号に、ポリフォニックスプリー、ブロークンソシャルシーンなどなどとともに掲載されてます!こっちも是非~~~:)

オーディオリーフにて先行試聴開始!!!

anathallo audioleaf

Italo
All the First Pages
John J. Audubon

の3曲が先行試聴となってます!!彼らの会心の今作を垣間みる事が出来るのでは!?
発売までいよいよ1ヶ月!待望すぎる来日まで残り2ヶ月!!
この3曲と彼らのマイスペースの Noni's Field をチェックして盛り上がっていきましょう!!!

インタビュー その1

ベースのセスに質問してみました。

1.Anathalloというバンド名の由来と結成のいきさつを教えて下さい。

アナサロはギリシャ語で「成長する為の要因」とか「再び満開になる」という意味があるんだ。
2001年に僕らはこの名前を付けたんだけど、その理由は音的に好きだったのと、丁度メンバーチェンジがあった頃だったから、意味合いとしても面白いかと思ったんだ。「コウコウセイ(高校生)」の頃は僕らはパンクやスカをプレイしていたよ。インディーサウンド以上に音を鳴らしたがっていたよ。

ギリシャ語の辞書をめくって、何個もバンドメンバーによって否決された後に、
「an」の欄に来て、Anathalloを発見したんだ。
ポジティヴな響きと意味を持ち合わせている単語だと思っているよ。

2.大所帯のバンドだと、何かと大変な事もあると思うのですが何か面白いエピソードあれば教えて下さい。

確かに7人ものメンバーでステージをこなすのは大変だと思う。
でも、9人でツアーをしていた時期もあったからね。
バンドを始めたばかりの頃に、地下室とか人の家で何度かプレイした程度だったけど。

何度かはアンプをステージ上で積み重ねてプレイしなければならなかったりとか、
身動きも取れないようなショウもあったよ。

ラッキーな事に今まで誰もギターやトロンボーンが飛んできて頭に当たったりした事はないけど、
鉄琴とバスドラを倒してしまった事はあったよ。

3.日本育ちのメンバーもいるそうですが、日本での思い出はありますか?

僕(セス)はアメリカのミシガンで生まれたんだけど、5歳の頃に日本に引っ越したんだ。
東久留米, 石神井公園 、 ひばりケ丘に10年近く住んでいたよ。
数え切れないくらいの良い思い出ばかりだよ。

夏には豊島園に行って、所ジョージをテレビで観ていたよ。
地元の温泉に「チャリ」で行ったりしてね。後、西武池袋線で毎日学校に通っていたんだ。
まだまだあるよ。日本の人たちは大好きだし、文化もとっても好きだけど、
何と言っても僕は日本食が大好物なんだ。

カツカレーとお好み焼きを思い出さなかった日々はないよ。
アメリカに戻ってからも、2005年の5月にマットとエリカと一緒に日本に旅行に来たんだ。
東京、大阪、名古屋、広島、京都、色々な所に行ったよ。
宮島でキャンプしたのと広島の浴衣祭りをしたのが、一番の思い出だよ。
あと、ワタルっていう友達とハードコアのショウを観に行ったんだ。

4.また、前作"Floating World"の中には歌詞が日本語の曲や、日本の童話を題材にした曲などがありますが、そういった曲を作る事になったきっかけはありますか?

マットが主にバンドの歌詞を書いているんだけど、前作Floating Worldを制作中は彼と僕(セス)はルームメイツだったんだ。その時に僕が育った国の文化や、また文化の違いについて色々と話してさ、全然足りなかったかもしれないんだけど、とにかく思いつく限り教えてあげたら、マットが日本の歴史と昔話を読み始めたんだよね。こうした事があって「花さか爺さん」が出来上がったんだよ。前作をコンセプト・アルバムにしようとみんなで話し合った時に、日本のおとぎ話をモチーフにしたら凄くクールなんじゃないかと思って、それをテーマにする事を決めたんだ。

5.影響を受けたバンドや、最近よく聴くアーティストを教えて下さい。

アナサロのみんなはとても難解な音楽を聴くんだ。ジャズからクラシックロックまで、オルタネイティブカントリーからハードコアまで、インディーミュージックからラップまでホント幅広くね。
今僕らが聴いてるのは、High Places, Arthur Russell, Mummyz Daddy, Ponytail, Why?, Girl Talk, Jarvis Cocker, Tujiko Noriko, Kaki King, Joanna Newsom, Billy Holiday, Colour Revoltで、

いくつかのオールタイムフェイバリットは、R.E.M., Simon and Garfunkel, Ida, Paul Simon, Bruce Springsteen, Nick Drake, Tom Petty and the Heartbreakers and Zombiesだね。

その2に続いてます。

メディア情報 その1

●クッキーシーン "10/28発売12月号"
インタビュー・2P & ディスクレビュー

※ツアー後の号でライブレポートもやってくれます!!

●CDジャーナル 
レビュー掲載

●DGTABLE
レビュー掲載

まだまだあります~。

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