蓮舫さんが選挙期間中に白い服を着ていたことを取り上げて、こんなことを言っている人がいるらしい。
汚れが目立つ白い服は洗濯も大変で、汚れが落ちなければ着れなくなり、コスパが悪い。
ゆえに、低所得者には手の出ない色だと。
蓮舫さんの白い服は、低所得者との分断を意味する、と。
いやいや!
過去のオリンピックで森元首相が女性蔑視の失言をした際に、野党女性議員が白いスーツを着て抗議していたことを思い出そうよ!
アメリカにおける女性参政権運動の象徴的な色が白だよ!
小池百合子さんは、父権社会に女性の媚を売るような方法で仕事を掴み、名誉男性的な振る舞いで政治を動かす人だ。
一方蓮舫さんの仕事ぶりは、男女平等を貫く。当たり前だよね。立憲民主党なんだから。
今の日本はどんどん不平等で、まるで明治か昭和初期に後退しているかのような世相で、政治が格差を生み出し、広げ、固定化させているから、それを改善しようとするのが、蓮舫さんの政治家としての矜持だろう。
都政も改めたい、と決意し蓮舫さんは知事戦に立候補したのだろうとおもう。
だから白なのだと思う。
一人街宣が急速に広まった時には、蓮舫さんの袖口には🇫🇷トリコロールの3色があった。
自由平等博愛
フランス革命の色だよ!
蓮舫さんがなにを意図していたか、それは民主主義の実現なんだよ。
未だに日本では民主主義が実現できていないんだもん。ここ30年ほどで政治は特に独裁国家並みになった。
蓮舫さんの立候補は、そういう意味で、蓮舫さんを全肯定できない人たちにとっても希望たり得た。
落選という結果は残念だけど、蓮舫さんの選挙活動のなかから、民衆からの自発的な運動の芽が生まれたことを思えば、大きな意味があったし、功績でもあった。
ただただ悔しいのは、マスコミがそこを読み取って報道しないということ。
多くの人々が、そこを理解できなかったということ。