授乳中のママとの会話で

『おっぱいがつまるから食事に気をつけて』

といったような話が出る。

 

 

おっぱいがつまる

 

 

乳房のふっくらとした部分は脂肪。

その中に血管もあるし

乳腺と呼ばれるものもある。

乳腺は妊娠したら発達してくるもの。

乳腺で作られたおっぱいは

乳管という細い管を通って

外に出てくる。

 

 

ブドウの🍇イメージがわかりやすい。

一粒一粒が乳腺。

茎の部分が乳管。

 

 

一粒の中におっぱいができる。

茎を通って外に出ていく。

 

 

このブドウの房が

10くらいおっぱいの中にあって

出口である乳首に

茎の先がつながってるイメージ。

 

 

茎の先が10本以上あるから

おっぱいって押すとピューって

何本も飛ぶのよ。

 

 

イメージできた?

 

 

おっぱいがつまる

というのは

この茎の部分のどこかが

つまる、ということなの。

 

 

おっぱいの成分が固まってつまる。

 

 

おっぱいはもともと血液から作られる。

血液も血管の中で詰まることあるよね。

そんな感じ。

 

 

乳管は妊娠して発達して

初めから空洞で流れているわけじゃなく

子供が産まれて初めて

おっぱいが流れ出すから

最初はスルスルとは流れない。

 

 

また、おっぱいの性状によって

流れやすかったり流れにくかったりする。

ドロドロねばねばは流れにくい。

サラサラだと流れやすい。

 

 

冒頭の

『おっぱいがつまらないように食事に気をつけて』

というのは

サラサラのおっぱいのために

詰まりやすい動物性の脂肪などを控えよう

という話なの。

 

 

食べたものがそのまま乳腺へ

届いているわけではないので

 

 

つまり

食べたものは食道を通って胃袋へ行き

消化されながら腸へ行き

栄養が吸収され血液になる。

その血液を成分としておっぱいが作られる。

 

 

だからまずは良い血液にしようってことだよね。

サラサラ流れやすい血液ね。

 

 

じゃあ

おっぱいがつまる人はみんな

食べたものが悪いのか。

 

 

違う。

 

 

おっぱいがつまるのは

たくさんの要因があるの。

 

 

今日はここまでにしよう。