あぁ今日も素晴らしい話だったな。

 

毎月一回

お産を語る会ってのを開催してる。

今回23回目。

 

スタートした頃は毎月ではなく

私が開催できるとき

とっても曖昧な感じで

はじめたの。

 

お産って

経験しても多くの場合数回。

人生の中でも1.2を争う一大イベント。

 

なのに。

 

結婚する

お家を建てる

などと違って

自分が主体となってできてないことが

あるかもしれない、とある時思った。

 

ずっとお産の現場にいたから

少しでもママと赤ちゃんが

楽で幸せで安全にその時を迎えるように

勤めてきた。

 

安全が一番だった。

赤ちゃんが元気で生まれるように。

ママが出血や疲労で

元気がなくなることがないように。

細心の注意を払ってきた。

 

そして

少し特殊な病院ではあったけれど

その中でもママが主体的に産めるように

環境を整えてきた。

 

私たち助産師の仕事は

ひっひっふーと声をかけることや

腰のマッサージをすることや

おめでとう!!と赤ちゃんを取り上げる

ことだけではなく

 

それは本当に一部分のことで

 

ママと赤ちゃんを全力で見守り

(全力でよ)

生まれる力

生む力を信じて

お産をサポートすること。

 

なのに

 

さっきも言ったけど

 

主体的ではない状況がしばしばあったんだよね。

 

医師が方針を決め

お任せしますと言うシーン。

(言わざるを得ないと言うシーン。)

 

自分がどうしたいのかわからない

何が何だかわからない

痛くてどうしていいかわからない

そんなシーン?

 

分娩後に

お産を振り返った時に

『こんなはずじゃなかった』と涙する人

『産んだ気がしない』と言う人

『騒いでごめんなさい』と謝る人

いたんだよね。

 

また

長く時間が経ってから

例えば子供が中学生になった頃

子供の勉強や生活態度を

怒り続け

生まれた時は元気で生まれただけで

ありがとうと思ったのになぁ

と話すママたちをたくさん見た。

 

あれ?

 

どうしてかな。

 

あの時のお産のこと

消化しきれていないのかしら?

あの時の気持ち

忘れてしまったのかしら?

 

そんなことを思うようになったの。

 

それで、

あの時の気持ち

話してみない?

 

そんな気持ちで

お産を語る会は始まったよ。

 

今では

最近孫も生まれました!とか

彼氏もいないんですけどお産のこと聞きたい!とか

妊娠したので仲間に入りたい!とか

 

そんな人も参加してくれてる。

 

お互いにアドバイスしたり

同じ同じと共感したり

 

私から専門的なお答えをしたりする事もある。

 

初めて参加した時は妊娠もしていなかったけれど

妊娠し、ママになり、参加してくれたりも。

 

かなりの個人情報も開示するので

今のところは

私のお知り合いか

参加してくださった方のご紹介。

 

あなたの長年のモヤモヤが解決するかもしれない。

そして

あなたの体験は

だれかのちからになる。

 

気になる方はご連絡くださいね。