今日は
長男の卒業式だった
ちょっとだけみんなより
早くキミを産んで
”子どもがこどもを育ててる”
なんて言われたり
でも今まで
必死に
キミを
誰にも恥じることなく
キミを愛して育ててきた
男の子だから
親から離れるのが早くて
親の私たちは
戸惑いと それから
さらに強い戸惑いの中で
毎日もがいてた
伝わらない親の想い
伝わらないキミの想い
時々伝わる
キミの辛さ
時々届く
キミへの親心
でも
どんなにぶつかっても
怒鳴りあっても
キミと私たちの
ぶっとい絆は
切れなかったね
傷1つ
つかなかったね
これから
まだ
キミには続く道があって
それは
今までのように
私たちが当たり前のように
干渉できる道ではないんだろう
きっとあれもこれも
キミが自分で決める道
今まで
私たちの子どもとして
そばにいてくれてありがとう
ここのとこ
毎日思い出す
小さなキミ
好き嫌いが多すぎて
キミのために作った離乳食が
ほぼ無駄になること
隣を歩く時
その小さな手が
なんの迷いもなく
私の手をぎゅっと握ってくれること
友達との楽しい話を
良いことでも悪いことでも何もかも
楽しそうに話してくれること
仲間とのことで悩んで
1人で抱えていた時も
最後はそっと遠回りでも
悩みを少しだけ話してくれてること
好きな子の話を
私と2人の時だけ話してくれること
先生と大喧嘩して
大惨事になってること
想うキミはどんどん大人に近づいて
今のキミになって
そして今日が来たよ
決して泣かないキミ
かわりに号泣の私
撮りたかったけど
たくさんの友達に捕まってて
撮れなかった
最後の制服姿
目に焼き付けておいた
せめて
友達と撮った写真くらい
私のスマホに送ってよね!笑
キミは
新しい世界に飛び立っていく
私は
ここで
キミが羽根を休めたくなった時のために
いちおう
念のため
まさかの時のために
ふかふかの寝床を
作っておくとします
いままで
こんな私の子供として
病める時も健やかなる時も!笑
共に歩んでくれて
ありがとう