音訳海外ミステリ

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エイドリアン・マッキンティ 鈴木恵訳 2020・2・25 ハヤカワ文庫

 

娘が誘拐された。身代金の要求と共に、他人の子を誘拐しろというのが誘拐犯の指示。

犯人は息子を誘拐された夫婦だった。誘拐犯となって、犯罪のチェーンに巻き込まれる

 

と、こういう筋書き

ショーン・ダフィ・シリーズとは趣をガラッとかえてきた

面白かったけど、肩透かしを喰らったような・・・

 

誰かが音訳するだろう・・・

 

「容疑者」 2014・9・19    マギーとスコット

「約束」 2017・5・12     スコット・マギーとコール

「指名手配」 2019・5・10  コールとパイク

 

相棒の違う3冊の本を、ひとまとめにして読んでいくと、とても良かった。

なによりいいのは、善良さだ!

際立てているのは、窃盗犯であり強奪犯であり犯罪者である。

人物紹介で「悪党」とだけ説明してるのには、はじめてお目にかかった!

マギーの描写も、悪党がフアレスの酒場で出会った弦楽器のセッション描写も、

コールの料理描写も、すんなり胸に落ち、多分、訳者もいいのだろうと思った。

 

3冊とも音訳・音訳着手されている

 

トム・クランシー&スティーヴ・ピチェニック 伏見威蕃訳 2019・11・10 扶桑社文庫

 

新オプ・センター・シリーズの2作目

黄海での海戦と国連ビル爆破、ふたつのクライマックスが用意された。

湾岸域戦闘艦の艦長、ビギロー中佐の活躍に惹きつけられ、

悪役も愚者役も程よくて、充分楽しめました

それにしても、米中韓と北朝鮮の関係は真に迫っています