こたまは今週もお休みです…



25人のこたまの小さなクラスは学校が始まってすぐにグループが出来た。こたまも3人組の一人となりました。程なく2人とあまり気が合わない事に気が付いたけど、もう抜けられない状況だったようです…



クラスにちょっと風変わりな子がいる。2人がその子にイジメを始めた。こたま自身がイジメの経験があるので2人にやめてほしい…けど言い出せない…



学校から1分でも1秒でも早く帰りたいとこたまは思うようになりました。



家に帰るとほっとするけど、せっかく入れてもらったのに本当の事が言えない。


「学校はどう?」



「楽しいよ~!」と嘘をつく。



ちーちゃんとゆーちゃんに2日おきくらいに待ち合わせして会ってた。2人が「学校楽しい!!」って言うから本当の事が言えなくて「私も楽しい!!」って嘘をつく…



こうして2週間過ぎ、ある日こたまは学校に行かなくなりました。



「気が合わない友達に話を合わせ気を使い、作り笑い…。家でもちーちゃんたちにも嘘をついて…」とこたまは泣いた…



「何が一番辛い?…」



「みんなに嘘をついてる自分が嫌いになった事…一人になれない自分も嫌い…」




学校が始まってまだ2週間です。誰もがまだネコを被ってるだろうし、気が合わないと決めつけるには早いと思う。それにこれから、気が合わない人なんかゴマンと出てくる。誰だって自分の好きな人とだけ一緒にいるわけじゃない…。気を使い、愛想笑いをし、みんなそうやって生きてる。



おたまが『そんな理由』と怒るのもわかります。こたまは甘えてる…。



「人に合わせる事は誰だってしてるんだよ。どうしてもそれが嫌ならイジメられても一人になるしかないじゃん。どっちも出来ないって逃げててもしょうがないでしょ…」



「私はダメな子なの?」と泣くこたまに私が言うべき言葉はこれでいいのかな…