こんにちは。
もみねっこの阿闍梨 晶瑞です![]()
前回の続きです・・
🪞現代に生きる八正道
現代の私たちは、情報も人間関係も多すぎて
「正しく見る」ことが難しい時代に生きています![]()
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でも、ほんの少し立ち止まって
「これは本当だろうか?」「私はどう感じているだろう?」と自分に問いかける。
その一瞬の静けさが
仏教でいう“智慧(ちえ)”を育てます。
八正道とは、厳しい修行ではなく、心が整っていく流れそのものです。
こんにちは。
もみねっこの阿闍梨 晶瑞です![]()
前回の八正道を詳しく・・
たとえば、人の言葉を聞いてすぐ「嫌われた」と感じるとき
実は自分の過去の経験や不安を通して世界を見ています。
お釈迦さまは言いました。
「世界は心によって作られる。」
まず、「これは私の感じ方かもしれない」と一歩下がって観ることが、正見の始まりです。
「あの人を責めたい」「私ばかり損をしている」
そんな思いが出てきたとき、少しだけ“優しい考え方”を選び直してみる。
思考の質を変えると、現実の見え方が変わっていきます。
「私なんてダメです」「どうせうまくいかない」それを聞くたびに思います。
言葉は、心の形だと。
お釈迦さまは「正語」をとても大切にされました。
嘘をつかないことだけでなく、「優しい言葉」「希望を生む言葉」を使うことも修行の一部なのです。
仕事や人間関係の中で、「これは心をすり減らしていないか」と問いかけること。
それが“正しい命の使い方”です。
私は緩和ケアにいた頃、“誰かを支える”という仕事の中に
“自分の命をどう使うか”という問いを常に感じていました。
生き方は、仕事の内容よりも、そこに込める「心の質」で決まるのだと思います![]()
・正精進:あきらめず、少しずつ良い方向へ努力する
・正念:今ここに気づく
・正定:心を静める
瞑想だけでなく、「今、呼吸していることに気づく」「目の前の人を丁寧に見る」
それも正念の実践です。
続く・・
こんにちは。
もみねっこの阿闍梨 晶瑞です![]()
お釈迦さまは
「人はどうすれば苦しみから楽になれるのか」
その答えとして 八正道(はっしょうどう) という道を示されました![]()
仏教の修行というと、厳しい戒律や特別な修行を思い浮かべる方も多いですが
八正道はとても現実的で、日常生活の中で心をどう使うかを教えてくれるものです。
八正道は、次の八つの実践を指します。
正見(しょうけん) ―― ものごとを正しく観る
正思惟(しょうしゆい) ―― 正しい思いをもつ
正語(しょうご) ―― 正しい言葉を使う
正業(しょうごう) ―― 正しい行いをする
正命(しょうみょう) ―― 正しい生き方・仕事をする
正精進(しょうしょうじん) ―― 正しく努力する
正念(しょうねん) ―― 今ここに気づきを持つ
正定(しょうじょう) ―― 心を静める瞑想を深める
この八つは、別々ではなく、心の整い方の“流れ”になっています。
八正道は、簡単に言うとこんな流れです![]()
・ものごとを思い込みではなく、できるだけそのまま見る
・自分や人を苦しめる考え方を、少しやさしい方向に変える
・自分を責める言葉より、心が緩む言葉を選ぶ
・無理をしすぎない生き方を選ぶ
・今この瞬間に気づく
・心を静める時間を持つ
整体に来られるお客さんを見ていて感じるのは、身体のつらさの奥に
「自分を責め続けてきた心」がある方がとても多いということです![]()
「私が悪いんです」
「どうせ私なんて」
そんな言葉を長く使っていると、心も身体も、知らないうちに緊張してしまいます![]()
八正道は、「ちゃんとしなさい」という教えではありません。
気づいたら、やさしい方を選び直していこう
という道です。
今、呼吸していることに気づく。
目の前の人の話を、少し丁寧に聴いてみる。
それだけでも、心は少し整います。
苦しみをなくそうと頑張りすぎなくていい。
まずは、自分を見失わないこと。
八正道は、毎日を少し楽に生きるための、ブッダからのやさしいヒントです。
こんにちは。
もみねっこの阿闍梨 晶瑞です![]()
今日は「思いやりの力」仏教でいう 慈悲(じひ) について、少しお話しします。
「慈悲」と聞くと、なんだか立派で、自分には難しそう…
そんなふうに感じる方も多いかもしれません。
でも実は、とても身近で、私たちが日々感じている心でもあるんです。
🌿 慈悲って、どんな心?
お釈迦さまは、こんなふうに教えられています。
・慈 …「幸せを願う心」
・悲 …「苦しみを和らげたいと思う心」
つまり慈悲とは、「自分も、相手も、少しでも楽でありますように」そんな願いのこと![]()
特別な人だけが持つ心ではなく、誰の中にも、もともと備わっているものなんです。
🌿「イライラする」の奥にあるもの
整体に来られたお客さんが、こんなことを話してくださいました。
「最近イライラして、家族についきつく当たってしまうんです…」
その方はとても真面目で、いつも周りを大切にしている方でした![]()
私は、こうお伝えしました。
「イライラするのは、それだけ心を使っている証拠ですよ」
本当は、「優しくしたい」「怒りたくない」
そう思っているから、苦しくなるんですよね。
その“そうありたい”という気持ちこそが、もうすでに 慈悲の芽 なんです。
🍃 まずは「自分への思いやり」から
慈悲というと、誰かに優しくすることを思い浮かべがちですが
お釈迦さまは、まずは自分に向けなさい と教えられました![]()
・今日もよく頑張ったな
・疲れて当然だよね
・しんどかったね
そんなふうに、自分に声をかけてあげることも、立派な慈悲です。
自分をいたわる心が整うと、自然と、周りにもやさしくなれます。
🌸 優しさは、静かに伝わる
私が看護師として緩和ケア病棟にいた頃、ある患者さんがこんな言葉を残されました。
「人はね、最後に残るのは誰かの“優しさ”なんですよ」
大きな言葉や特別なことではなく、
・そっと寄り添うこと
・「ありがとう」と伝えること
・静かに話を聞くこと
そんな小さな優しさが、人の心をあたためていくのだと、教えられました。
🌾 小さな慈悲を、日常に
・誰かの話を最後まで聞く
・感謝を言葉にする
・きれいな花を見て、立ち止まる
それだけで十分です。
慈悲は、がんばって作るものではなく、日常の中で、自然に育っていく心。
思いやりとは、完璧であろうとすることではありません![]()
「自分も、相手も、同じように生きている」
そう感じられる心が、慈悲です。
どうか今日一日、ご自身にも、やさしくしてあげてくださいね。
そして、若者にも(お子さんや生徒さん)にも伝えて欲しいです![]()
こんにちは。
もみねっこの阿闍梨 晶瑞です![]()
「瞑想」と聞くとなんだか特別なことのように感じる方も多いかもしれません。
でも実は、瞑想って毎日の暮らしの中で、もう私たちは自然にやっていることなんです。
お釈迦さまが悟りを開かれたとき、大切にされていたのは
「何かを考えないようにすること」ではなく👉 今の自分に気づくことでした。
🌿 瞑想は「考えない」ことではありません
呼吸に意識を向けていると「今日の予定」「あの人の言葉」「先の心配」
いろんな考えが浮かんできますよね![]()
それでいいんです![]()
「また考えてるな〜」と気づいて、そっと呼吸に戻る。
それだけで、心はちゃんと整い始めます。
この「気づく力」を
お釈迦さまは「念(サティ)」と呼ばれました。
🍃 気づきは、日常の中にあります
瞑想は、座って目を閉じるだけのものではありません![]()
・食事の味をしっかり感じる
・話を聞きながら、自分の呼吸に気づく
・運転中、肩に力が入っていることに気づく
それも全部、立派な「瞑想」です。
「今ここ」に戻るだけで、心も体も、ふっと緩みます。
🌸 整体の中でも、よく起きていること
整体をしていると、体が心の状態をそのまま教えてくれる瞬間があります。
「肩が重い」と言われていた方が、悩み事を口に出して話すことで
気持ちが楽になると「私、ずっと肩を上げて力入れていたのかも・・」
と気づかれた瞬間、スーッと肩がゆるむ![]()
これは、体を通して起きた“気づきの瞑想です。
「今、どう感じているか」に気づくだけで、体も心もちゃんと変わっていきます。
🕊️ 感情は、無理に消さなくていい
怒りや悲しみが出てきたとき、無理に我慢しなくて大丈夫![]()
「今、私、悲しいな」
「今、ちょっと怒ってるな」
そう気づいてあげるだけで、感情は少しずつ落ち着いていきます。
見つめることは、それだけで癒しになるんですね。
🌸 今日のミニ瞑想
今、ゆっくり一度、深呼吸してみてください![]()
吸う息で、自分を感じて吐く息で、力を手放す。
「息」という字は
自らの心と書きます。
呼吸は、心を整えるいちばん身近な方法です。