けれど、アイドルグループAKB48はそれを許してくれない。
何故かって?

勿論人数が多いしその全てを覚えることなんて無理だし、お金がいくらあっても追いつかない。
ただでさえ似たような顔立ちに同じ制服だから顔すら覚えきらない。
だから、ごく自然に特定のメンバーに気持ちが傾いていく。恋愛関係と似たプロセスを経る。
ところで、AKB48は今まであった日本的アイドル文化を根底から破壊した特異な存在でもあり、それがあって多くのファンの支持を得てきた。
無関心で興味本意にただ書き立てる一部のマスコミは「アイドルブームなんてそのうちに終るさ」
なんて言われて久しいがAKB48は来る12月8日に満10年を迎える。
ここではAKB48文化史考を分けて後述したいので省略する。
既存の価値観に囚われない自由で何でもやっちゃうよ精神、同じ所に止まらず絶えず進化していこうとするポジティブな運営
ファンはその変化に、ドラマティクな次を期待し慣らされていく
反面、AKB48を更生する若いメンバー達は毎日様々なストレスに晒され、メンバー間格差、酷しい競争に必死に耐えている
そうしたメンバーとファンとの間にごく自然に推したい、この娘をなんとか選抜に入れて有名にして上げたいと個別サポート体制が生まれる
ある意味自分の化身でいて欲しい推しメン。
唯一無二であると信じるが故に益々エスカレートしていく。
ヲタ活(ファン活動)の真髄とは推しメンに自己の存在の優劣を客観的に評価する行為に他ならない。
従ってこのようなコアなファンを確り掴んだメンバーが選抜に、マスコミ等に登場することになる。
よく神7と言われているメンバーは数多くの強固な精鋭ヲタの支持を得ていると言っても過言ではない。
AKB48の安定した人気の裏にはこうした人間ドラマが毎日繰り返えされている
更に、劇的にファンとの距離を縮めたSNSの有効利用、アイドルの日常を可視化し人気の固定化を可能にした。
最後に日本的アイドルは最早、漫画、アニメなどのポップカルチャーの一翼を担い有効なコンテンツに成熟したと言っていいのではないだろうか
今世界はkawaiiアイドルを認知しこのアイドルコンテンツを具体化し始めた。
そう遠くない時期に逆輸入された○○○48が秋葉原の劇場でそのブルーの瞳を輝かせているだろう。
