先日、友人と都内の図書館に行く用事があり。
初めてビブリオバトルを観戦することができました。
とても綺麗でおしゃれな図書館で、事前に申し込んでいた参加者の方々のバトルを楽しみました。
年配の方から、地元の大学に通っているらしき学生さん、私と同じ年代かな、という方。
普段なら話す機会は無さそうな、世代の違う人たちが1ヶ所に集まって、一冊の本をきっかけに自由に話し合うのは、とても新鮮。
初めて見たので、最後までワクワクしました。
本を題材に、読書好きが集まってバトルする…
平和なイベントでした。読書ができるありがたみをしみじみ感じながら帰宅、新しい体験って良いなあ。
さて、私が一番最近読んだ本はと言えば、「国宝」の原作。
映画と原作は別物、とはいえ原作は原作なので、原作が語りたいことをこうやって映画では表現したんだなー、とおもえるところが沢山あり、リンクしたシーン、セリフもあるので、映画&原作のセット鑑賞はおすすめです。
原作のラストはかなり衝撃的展開にて「完」、なので、本当に悲しい気持ちを引きずってしまいました…
映画のラストはハッピーエンドだったな…と思えるほど。
でも、ラストの主人公の歌舞伎舞台の描写は、臨場感半端なく、眩しい舞台の照明が見えるような感じで本当に素晴らしい。
本の中の世界に引き込まれてどっぷり浸かっていたので、殊更ラストの衝撃が体全体にドーン💥と響いてしまい、立ち直るまで時間がかかりました。
芸術家、天才奇才の狂気、というのは遠い昔からの世の中の常なのか…。
狂気と言えば、Netflixで最新版の「フランケンシュタイン」をやっていたので見ました。
Dr.フランケンシュタインもかなりの狂気に取り憑かれた天才。
昔見たケネスブラナー監督の映画「フランケンシュタイン」ほどの衝撃ではなかったけど、何かに取りつかれた人の凄さ、ホラーの雰囲気も相まって恐ろしかったです。