【先週のSランク馬(2歳全戦)】
8月4日(土)8月5日(日)




【概要】
開催明けの平日に、前開催の2歳全戦の中から、優勝タイムが
『Sランク』=「レコード、もしくはそれに準ずる走破タイム」
だったレースの優勝馬をピックアップし、競馬工学的観点から今後の展望を紹介します☆


また、Sランク馬となれなかった競走馬でも、レース内容が素晴らしかった競走馬を紹介します☆


※超長文です!!



〚☆☆☆先週のNo.❶☆☆☆〛

8月4日(土)
〖小倉2R 2歳未勝利〗
小18/良/9頭
前3F 352 / 後3F 357


優勝馬
『ヤマニンマヒア』

優勝タイム/ 1469・レコード
上がり3F/ 354
着差/ 0秒2(11/4馬身)


【驚き!】
・このレースのレコードには、私も二つの意味で驚きました。


7月末の小倉開幕週は、いきなり台風と重なり、走破タイムの分析では苦しい結果となっていました。


しかし、その前に閉幕した中京競馬場が歴代最強馬場だった為、JRA最南部に位置する小倉コースなら「もっと凄いのでは?」とこちらも歴代最強クラスの馬場になるのではないかと推測していました。


連日の酷暑とは云え、ここまで早く馬場レベルが回復するとは想定外だった為、レコード計時が一つ目に驚きました。


馬場レベルが最強クラスになる条件は、「夏場であり、開幕週(若しくは直前)に降雨があり、それ以降数週間が晴天に恵まれる」事が求められます。


開幕週やその直前と云うのは、前開催後の芝の張替え〜ある程度の成長が終え、馬が全く走った事が無い新品の状態です。


適度な散水はJRAも行っていますが、普段から「少なめ」にしています。


その少し足りない水分と“自然のイジメ”があると、芝は「もっと成長して強くならなきゃ!」と、真夏の晴天を味方に一気にMAXまで成長してくれます。


二つ目に驚いたのが、❶着ヤマニンマヒア・❷着ミヤケ・❸ウインアミーリアの、“Sクラス適性”。


❹着馬のエイシンロードは、前走新馬戦でSランクを計時し3着に入っており、本レース唯一のSランク馬でした。


エイシンロードは逃げて1484の走破タイムをマークしています。


この走破タイムは、ギリギリSランクタイムでした。


つまり普通なら、エイシンロードがそのまま勝っていたパターンだったのです。


そのエイシンロードが❹着に敗れた事は、ただ単純に「もっとSランク適性馬が3頭いた」だけだったのです。


ヤマニンマヒアに話を戻して、いつもの様に古馬と比べてみましょう。


ヤマニンマヒアの優勝タイム1469を古馬時計に換算すると、「1444」でした。


小倉芝18の古馬レコードは、「1441」


素晴らしいですね☆


文句無しに重賞級の器です☆☆☆



このヤマニンマヒアに喰らいついた❷着馬ミヤケも素晴らしいです☆


ただし、ヤマニンマヒアとミヤケに言える唯一の難点は、「今後、自分で主導権を握れるか?」が問われます。



今回は、エイシンロードと云う強い逃げの人気馬がいたので、ヤマニンマヒアはエイシンロードをマークし、ミヤケは上記2頭をマークすれば良かった恵まれたレース展開でした。


共に新馬戦がドスローの瞬発力勝負で、これまた共に❸着と「差し届かなかった・突け切れなかった」結果でしたので、今後もドスローのレース展開には注文が付くでしょう。


また共に重い馬場に参戦する場合は、軽い馬場自体が合っている=純粋なパワー不足と推測出来る為、スローよりも前が潰れる展開の方が良いでしょう。



☆それでもレコード決着で優勝・連対してますので、ヤマニンマヒアは「京都2歳S」が狙い目、ミヤケは「次走確勝」でしょう!



古馬ローカル重賞級に素晴らしいレースでした☆☆☆





〚☆☆先週のNo.❷☆☆〛

8月5日
〖小倉5R 2歳新馬〗
小18/良/16頭
前3F 367 / 後3F 344


優勝馬
『ヴェロックス』

優勝タイム/ 1477
上がり3F/ 342
着差/ 1秒3 (8馬身)


【トリオンフ級の怪物】

・本馬の怪物振りには、今週の各方面の記事でも読まれた方が多いと思います。


本馬とヤマニンマヒアのレース、どちらをNo.❶にするか大変迷いました。


純粋に分析した結果、No.❶の座はヤマニンマヒアに譲りました。


しかし、本馬の評価は紛れもなくNo.❶でもあります☆


当レースをご覧になった方も感じたと思いますが、「いつの間にか独走」状態のレースでした。


その理由は、「上がりの違い」。



ヴェロックスは上がり「342」で、他馬2位が「352」と、1秒も違っていました。

ハイペースなら上がり差はもっと開くレースもありますが、スローのレースでは中々レアなケースです。



本来の一般的なレースなら、離された❷着馬以下の馬達の中に「上がり1秒以内」の馬が居ます。

また、逃げた❷着馬がそのまま粘っています。


従って、「他の馬が弱かったのでは?」と嫌な推測も出来ます。


しかし、ヴェロックスの将来性は明るい材料が沢山有ります☆


・類稀なるレースセンス。
・非凡なスピード能力。
・本気で追っていたら、小倉で上がり「33秒台」!
・鞍上に従順な操縦性。
・フルゲート経験。
・素晴らしいスタートセンス。
・持続性のある瞬発力。
・小周り対応。
・以上をクリア出来た頭の良さ。
etc…。



普通なら、❷❸着馬は優勝出来ていました。

それを1秒3も突き放した怪物振りには、本当に次走や将来が楽しみでなりません♫


一度、控えての極限の上がりを見てみたいですし、もし新潟2歳Sに出て来るなら大注目です☆



グランアレグリアに次ぐレベルの衝撃でした☆




〚☆その他 Sランク馬☆〛

8月4日
「小倉2R 2歳未勝利」
❷着 ミヤケ

※上記のコメントを参照して下さい。



〚★評価馬★〛

※『Sランク馬』では無いが、レース内容が優秀だった競走馬(優勝馬に限らず)の紹介です。


※★は「良い」レース内容。
☆は「非常に良い」レース内容。


※順不同。



8月4日

〖新潟8R ダリア賞〗
アウィルアウェイ❶着☆


〖札幌5R 2歳新馬〗
アドレ❶着★



8月5日

〖新潟6R 2歳新馬〗
ベルスール❶着★


〖小倉1R 2歳未勝利〗
ルチアーノミノル❶着☆


〖札幌5R 2歳新馬〗
モンテアーサー❶着☆



〚コメント〛
・今年の小倉デビュー組は良いですね☆


そろそろ札幌の本気を見てみたいです☆



最期までお読み下さりありがとうございます♫




気になる事や質問があれば、お気軽にコメントして下さいませ☆



☆スカルド☆