久方ぶりに空手の稽古会に参加してきました。
いやー本当に久しぶりでした。
およそ一ヶ月?かなり長いブランクを開けてしまいました。
要因としてはオーケストラの演奏会がシーズンなのもあって、練習が重なりまくってしまったということです。
まあ仕方ないと言えば仕方ないですけどもどかしかったですね。
とりあえず、過去の記事にも書いた師範の指導動画の共有サービスや、Zoom稽古会の参加はしていたものの、如何せん対練が出来ないのはきつかったですね。
というわけで、久々の稽古会の始めは押し合いから。
今回の稽古はブランクが空いたことによる足踏みを痛感したところではありましたが、その分自分自身の課題もはっきりと見えたのが大きな収穫でした。
その課題とは、身体を適切に固定できていないこと。
固定という言い方をすると微妙に正しくないのかもしれませんが、このブログでちょくちょく語っている、骨格の揃えと維持が出来ていないと言うことですね。
押し合いの時に、どうにも私には肘が外を向いてしまう癖があるようなのです。
癖というか、力の流れを掴めていないと言うか、本来であれば手と肘と膝の向きを揃えて相手を押すのですが、どうやら相手との合わせが上手く行かず、手と手の接触を維持するのに余分な力のベクトルが発生しているんですね。
その結果どんどん手が外に開いていってしまうという問題があったわけです。
こういった事が起こるということは、本来背中から腕までしっかりと繋げて、押す動きに関して腕だけでなく肩甲骨のあたりまでしっかりと連動するようにしていないといけないのですが、それが出来ていなかったということですね。
正直な話、前々からこのあたりは上手く行っておらず、なんとなくだましだまし分かっているんだか分かっていないんだかすら曖昧にしていた所があるのですが、今回は本当に「出来ていないんだな」という事を自覚しました。
しかし、モチベーションが下がったかというとそうでもなく、この自覚を持つと同時に原因の推測にも頭が働くようになりました。
原因として正しいかは別として、少なくとも肘が開く癖は肩に力が入る事と関連しているだろうということは私の中では繋がったんですよね。
そう考えると、押し合いに限った話ではなく、背中の鍛えという別の稽古でも同じ様な事が起きていた事が分かったのです。
というか、今私が空手で躓いていることは、概ねこの肩に力が入って骨格の繋がりが緩むことに端を発しているという感覚があったのです。
きっと骨格の揃えを覚えただけでは分かっていない部分は消えないでしょうが、しかし、これが一つ目の関門になっている気がしました。
ある意味課題が見えた事で対策も立てやすくなってよかったかもしれません。
まだまだ、粘り強く頑張ります。