恒例の空手備忘録です。

 

 今回は所属の稽古会に参加できました。

 

 ただ、前回と同じく参加人数が4人程度しかおらず寂しい感じはありました。

 

 まあ人数が少ない方が指導は行き届くの良いとも言えて、複雑ではありますね。

 

 最初は型から今回はナイハンチも普段より突っ込んで三段まで行いました。

 

 初段と二段は動作を覚えていますが、まだ三段がだいぶうろ覚えで苦戦しました。

 

 以前も少し説明したかもしれませんが、ナイハンチは身体の使い方の基本を覚える初段から、肩甲骨を意識して大きく動かす二段、小さな動きでも威力が出せる運用法をという流れになっています。

 

 その観点でいくと三段はまだ私にはかなり難しく、しかし、その動作を通して「拳から動けていない」や、「肩が上がる」等の課題も見つける事ができました。

 

 ナイハンチの後はセイサンです。

 

 今回は突きの動作に、立ち方が変わらない範囲での重心移動を意識してみましたが、まだまだ難しいですね。

 

 あとはセイサンの動作に出てくる蹴りの練習法を教わりました。

 

 今回習った方式はあくまで、どうしてもセイサンの蹴りの感覚が理解できない段階で行うものであり、ある程度形が安定すればあとはセイサンの蹴りで練度を積んだほうが良いとされるものだそうですが、蹴りの動作とは別にナイハンチの移動の練習にも使えそうだなと感じたので、今後自主練に活かしたいと思います。

 

 その後はピンアンの型を三段まで行いました。

 

 ピンアンの型には追い突きが多く出てきますが、その時の身体の連動のさせかたに意識をおいて稽古してみました。

 

 結構感覚としては上手くいく感じはあるのですが、割と動作が極端なのでもっと自然に行えるようになるのが課題ですね。

 

 ピンアンの型には、他にも猫足立ちからの重心移動を利用した動作も多く、そこを意識した分解のような稽古もしました。

 

 重心意識、難しいです。

 

 猫足立ちは重心の移動を意識しやすくもあるのですが、ともすれば重心を移し替える時に地面を蹴ってしまいがちなので、そこの注意も必要です。

 

 その他、約束組手の前段階として相手の攻撃に自分の手を差し込みながら姿勢を整える練習も行いました。

 

 今回は比較的対人で行う稽古が多かったのですが、その中で自分の弱点にも気付きがありました。

 

 私、技が上手くかからない時にすぐ身体を崩してしまうんですね。

 

 ひょっとしたら過去記事でも似たような事を書いたかもしれませんが、そうであったとしても今回の気付きは大きなものでした。

 

 型の動作を利用した動作の時等も、ちょっと力みそうになるとすぐ身体が曲がってしまうのでそこが今後の課題だと感じました。

 

 力まないけどもろくもない。

 

 そんな身体を目指します。