以前の記事で書いた昇級審査後、コロナが無ければそのまま懇親会へ突入なのですが、残念ながら通常解散となってしまいました。

 

 

 しかし、その分早く終わったのでそのまま参加できない予定だった所属先の稽古会へ参加する運びとなりました。

 

 実際審査も実働は短いですし、その後の師範の稽古も場所の関係で激短で、しかし師範からの稽古でテンションは上がったのでそのエネルギーを発散させたかったんですよね。

 

 同じ考えだった先輩二人とともに稽古会に向かいました。

 

 審査会場から稽古会まではそこそこ距離があるので少し遅れて参加しましたが、そこでは二日目の日程で審査を受ける方々の型の確認を行っている所でした。

 

 残念ながらナイハンチとセイサンは終わったあとで、ピンアンからでしたが色々と確認事項を教わりました。

 

 今回は審査で稽古が休みになる他の稽古会からの参加者もいましたので、改めて色々な要訣を教わりました。

 

 その流れでピンアン三段のモーションの応用で、猫足立ちの状態で重心を後ろから前に移すというポイントを押し合いに近い状態で再現するということを行いました。

 

 基本概念として、両足の間の重心は自由に動かせるという感覚を養うことが大事です。

 

 これが上手く出来ていないと重心を前に移すのではなく、後ろ足を蹴ってしまうという事になります。

 

 それでは強い力で押された時に足の力が負けたらおしまいなんですね。

 

 まず相手との接点である腕が潰れないようにしつつ、全身を連動させた状態で重心を前に送るということが大事です。

 

 こう書いてますがこの感覚も上手く行くときもあればミスる時もあるので、とにかく数をこなして感覚を養わなくてはいけませんね。

 

 その後は審査対策で次の日の審査の方々の型の確認です。

 

 なかなかおもしろいもので、私も自主稽古会に参加するまではそうだったのですが、足幅が広がりすぎたり、前傾になりすぎる方がいました。

 

 ただ、この辺りは最初に習うポイントをそこだけ追うとそうなりやすいのだろうなという気がします。

 

 私は最近自主稽古会での末席であるが故に、マンツーどころか1対2とかで組んで教えてもらえて抜け出られましたが、そこは一つの関門なのでしょう。

 

 最後は棒を使ってのセイサン立ちの押し合いを行いました。

 

 二人組で棒を帯の部分に当て、両端から押し合う、というものなんですが、ちょっと悔しいことが起きました。

 

 最近セイサンの立ち方には自信がついていたのですが、棒の圧力でそこに意識が行ってしまって立ち方が崩れてしまったんですね。

 

 これはかなり悔しかったです。

 

 今後、自主稽古会でも取り上げてもらおうかとお思います。

 

 精進します。