恒例の空手の稽古備忘録が…書けない(焦)いや、単純に仕事やらオーケストラのリハーサルや本番が重なりまくって空手の稽古にいけないという話です。
仕方のない事ではありますがかなり困った状況でもあります。なにせまだ入って4か月しか経っていないのに指導が無いのは厳しいです。
さらに言ってしまうと前回の稽古備忘録にも書いた様に、先日の沖縄訪問参加組には師範のさらに先生からの直接指導もあって、ボーナス的に空手に関してのパフォーマンスが上がっています。
稽古に参加出来ればそういった沖縄の力の空気感を共有できます。きっと今が一番沖縄訪問組の恩恵に預かるのに良い時期のはずです…
とはいっても参加できない物は参加できないので泣き言ばかり言わず切り替えていきましょう!
稽古会に参加は出来なくとも一人稽古は出来る。という訳で最近は時間を見つけて一人稽古をしています。
勿論やり方は工夫しています。今までも空き時間に主にナイハンチ、気が向いたらセイサンの型を通して行うという事は続けていましたが、最近はやり方を変えています。
例えばナイハンチ突き。ポイントは幾つかあって現状私が認識しているポイントは
・ナイハンチ立ちで下半身を固定する
・下段払いで移動した重心に向かって打ち出す
・脇を締める
・胸の前を突き手が通り伸ばしきる
・左右の手が連動して動く
・手先から動く
・回転軸を頭から直下ではなく身体の前面に出すイメージを持つ
といった所です。思いついた順番に挙げたので重要度の順番とは対応していません。
これらのポイント毎に意識しやすい型の動作を切り取って自分の身体の動きを観察しながら繰り返すという練習を行っています。
例えば二個目に挙げた下段払いで移動した重心に向かって打ち出すという動作ならその部分だけ何度も繰り返すのです。重心の移動に意識を向けて 練習する。
下段払いでの重心の移動が感じにくかったら払った後の突きを打つまでの時間をほとんど開けずに打つとか、身体を大きく動かしてみるとか、同じ動作、同じ要点の練習でも方法を少しづつ変えて感覚を探ります。
そうやって重心を大きく動かしていると今度はナイハンチ立ちが崩れてきます。そうしたら今度は立ち方への意識を最優先にした上でどう重心を移動させるか、等といったように細かいポイントに目を向けながらやっているとそれはそれでだんだんと他のポイントと結びついて行きます。
これも一つの上達法としては有りだなと思いました。習ったポイントの中で苦手だったりあまり理解が進んでいない部分を重点的にやって納得してから組み上げると結構しっくり来ます。
そうして自分なりに理解を進めた上で師範が出している技術解説の本を読んでみるとまた新たな発見があるから驚きです。
間は空いてしまいますが、ここで自分の理解を深めて、次稽古会に参加できた時に得たものを遺憾なく発揮できるようがんばります!