自分の人生にはなにもなかったなんて寂しいことを言う大人もいるけれど、なんにもない人間なんて一人もいないはずだ。


あたりまえという平凡な日常を目にすると、時折哀愁を感じてしまうことがある。その哀愁は悲しくも限りのない愛と平和を錯覚させ、心はどこか温かく、悲しきため息の後には口元がほころぶ。

ロックの中の一つのテーマで使われる愛と平和という言葉に、どこか哀愁を感じてしまうのは、そういった感覚に繋がっているからなのかもしれない。



誰かさんが建てたいと思い、考え、誰かさんが実際に建て、誰かさんが住み、もしくは会社や店として使う。建設中の工事現場に勝手な想像を膨らませるのは、なかなか面白い。そこには必ずたくさんのドラマがありロマンが詰まってる。