ゆとらさせられ世代。

甘えが目立つゆとり世代の若者を馬鹿にする大人がいるけれど、実際、ゆとり世代というのは、「ゆとらさせられ世代」と言った方が正しいのかもしれない。つまり、大人も悪い。



天気予報が雨だろうと、外に出た瞬間に雨が降ってなければ傘なんていらない。ちょっとぐらい降ってても、ちょっとぐらいじゃ傘なんていらないんだ。



お金がなくて生活が苦しいと泣きそうな顔で真面目に言っていた後輩が、ファミレスで普通にご飯を注文。街中では気づくと自販機でジュースを買ってばかり。帰りにはDVDをレンタル。
「本当にお金がない」という状況を、彼はまだ知らないんだなと思った。


普通、普通って、もしかしたら普通なんてものはないのかもしれない。本来、それが普通なのかもしれない。