お前は何をやっているんだ、全然作っていないのか!?
と、怒られそうなので、ちょっと、書きますが、
既に、
ブロックコンデンサ不良のため、交換
CSZ-15不良のため、片側交換(両方の違いに注目!!)
配線が気に入らず、2回やり直し(でも、こんなもんですorz)
を行っておりますが、
電源トランス、途中で機種交換(LUX5A68→5A48)
が、今回のメインです。
なぜ、今まで使っていたトランスを、交換するんだ?
と、いうことなのですが、実は、これ、最初にトニーさんに製作を依頼する前から
気になっていました。
何かというと、
なぜ、故伊藤先生は、バランスが狂うのに、TAMURAのPC3004という
背の高いトランスを使ったんだろう?
と、いう事が、SOUNDBOYに連載された時から、気になっていました。
EL34を4本使うことによって、GZ34が1本では済まなくなり、2本必要になったため、
それに適合するトランスが、PC3004しか無かった
が、誰でも分かる回答ですが、変なところにこだわる私は、
じゃぁ、全体のバランスを考えて、LUXで統一したら、どれが最適なんだろう?
と、考えていました。実際、5A68は、GZ34を2本使った時の音楽の馬力?を考えると、
若干、オーバースペックの気がします。
故伊藤先生は、他人にお渡しするアンプは新品の部品しか使わなかったのですが、
今となっては、LUXも昔とずいぶん違いますし、先生が”ゴンタ”と呼んでいた”タンゴ”も
良くなった挙句に何回も会社が変わりましたし、自分で使うなら、多分、これがベストであり、
新品が手に入れば伊藤先生が使っていたであろう、と、いうトランスについて考えるのは、
結構、楽しかったです。
で、考えるに、
400-0-400 315mA(Choke)
という、PC3004と同等のLUXの電源トランスは、あったのだろうか?
ですが、結論は、簡単で、5A48及び9A48でした、穴の位置は一緒です。
ところが、この電源トランスは、チョークトランスの6BC5と同様に1970年には既に製造中止に
なっており、最近まで、今みたいなオークションが無かったので、手に入れることが困難でした、
なにせ、両方とも、マイナスネジですから!!
と、言う訳で、予備の5A48が手に入ったので、急遽、交換しました。
最初にトニーさんに作って頂いた時、昔、SOUNDBOYの記事を読んだ人から、
なぜ、バランスが崩れるのに、PC3004を使わないんだ!!
という、コメントがあったのですが、私に言わせると、
5A48が手に入らなかったので、バランスの崩れることに目をつぶり、PC3004を使った
が、正解じゃないかな、と、思います、整流管を使っていても、LUXKITみたいな外見になりますけどね!?
