DynacoのMkⅡにこだわっているわけですが、MkⅢとの違いは
実際のところ、ほとんどなく、
最初の広告にも、”6550も使えるよ!”って書いています通り、
MkⅡとMkⅢの違いなんて、微々たるもので、大まかに言うと、
・トランスに4オームのタップが付いている
・抵抗の代わりに、チョークトランスが付いている
・基盤に、25(12)pfのコンデンサが追加された
位のものですが、肝心なことを書き忘れていました。
実は、MkⅢには、初期型と中後期型があり、
このように、基板の大きさが違います、これはMkⅡの基盤とMkⅢの後期
型の基盤です(上の基盤は、eBayとかで売っているリペア用の基盤です)。
出回っている製作マニュアルも、右の小さい方を元に作っているので、全然
違和感がなかったのですが、今回、真剣に直してみて、
ありゃ、何かが違う
という違和感があり、途中で気が付きました。前にも3台位MkⅢを
持っていたことがあったのにね。多分、その時は、中後期型の基盤だったと
思います、この間、2台チェックした時は、初期型の基盤でした。
MkⅡとMkⅢの外観上の違いは、スピーカー端子が3つか4つの違いだけで、
MkⅡにはA-430、MkⅢにはA-431と、トランスが違うのですが、MkⅡの回路図
には、両方のトランスの名前が載っているので、ひょっとしたら、A-431を載せた
MkⅡがあるのかもしれませんが、その場合は、スピーカー端子は、どうなっているのでしょう?
興味があるところではあります。
で、右の基盤の抵抗&コンデンサの組み合わせが、個人的に一番
気に入っているので、妙にひずむMkⅡの基盤の代わりに試しに
つけてみたら、ドンピシャで私の好みの音が出ました、上から見たら
内部が見えるのが問題ですが。で、このコンデンサに交換したら
ひずむのが治るのかというのが、今週末の宿題になってしまいました。

