Zwei Flugelの4.4mmGND分離の感想です。
音に関係ない部分からですが、とてもコンパクトで軽く、持ち歩きやすいので大変重宝しています。
もう一つ、LEDの色がとても気に入りました。
視認性を確保しつつ優しい色で、白色LEDのように目に痛くないので非常に気に入っています。
続いて音についてです。
まず帯域バランスですが、使っているヘッドホンやプレイヤーの特徴が良く感じられるような、癖が少ないアンプだと感じました。
良く説明を求めると「このアンプは低音が~」など説明をされることがありますが、Zwei Flugelはそのようなエフェクター的な側面はほとんどないのではと思います。
反面、左右や一音一音の分離感などはぐっと良くなるので、帯域バランスの癖が少なくても存在感はかなりあります。
メーカー製から個人ビルダーの方のアンプなど、キットも含めて10機種以上は軽く試していますが、これほどまでに音色を変えずに音質が向上するアンプは他に知りません。
左右の分離感、一音一音の輪郭の出方、奥行き感、情報量など、そういった面での表現力(再現力?)はとても素晴らしいと感じています。
多くのアンプでは、全体的に音が硬くなったり柔らかくなったりという印象ですが、Zwei Flugelは柔らかい音は柔らかく、硬い音は硬く表現されるので、向き不向きがなく、ストレスなく音楽を聴くことができています。
これがブログに書かれている「純粋な増幅器」ということなのかなと勝手に感じました。
強いて言うのであれば、どちらかと言えば僅かに輪郭が柔らかめな表現かなと感じますが、半田で音が変わるとのことでしたので、他のバリエーションも聴いてみたいなと思いました。
Zwei Flugelを使って音楽を聴いていて感じるのが、打楽器系の低い音のノイズっぽくざらざら感する感じ、シンバル系のじゃりじゃり感、弦楽器の特に高い音が神経質に細くなりすぎる感じなどが全くと言っていいほどないことです。
今まで聴いたことがあるアンプでは、大体どれかが気になってしまうことが多かったのですが、Zwei Flugelでは気になることがなく、とても気持ちよく音楽が聴けています。
特にオーケストラ系の楽曲で、一瞬の間から全ての楽器が鳴る瞬間に、全ての音がきちんと配置された状態で、低域や高域に寄ることなく潰れることもなく一斉に立ち上がるのは何度聴いても感動します。
これは今まで聴いたアンプでは体験できなかったので、Zwei Flugelの存在感を強く感じる瞬間です。
Zwei Flugelの感想は以上になります。
Zwei Flugelはあくまで価格などを考慮したモデルとのことを伺いましたので、更に上位のグレードの物があるのであれば、いつか聴いてみたいです。
まだこれより良いものがあるのか・・・と驚くばかりですが、いつかそういったモデルも販売される日を楽しみに待っています。
この度はありがとうございました。
中の人コメント
LEDに気付いてもらえて嬉しいです!
基礎コンセプトの部分に目をやってもらえるのは嬉しいものですね。
色々な音楽や機器を聴くために使ってあげて下さい。
上位機種については機会があればもしかするかもしれませんね…
感想を寄せていただき、ありがとうございました!
販売しているものはこちら
https://ameblo.jp/analog-of-magic/entry-12438020556.html
見やすくまとめたHP
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