Vier FlugelやZwei Flugelではケースメーカーが製造している樹脂ケースを加工して使っています。
このケースを選択する主なメリットとデメリットは…
メリット
・軽い
・絶縁およびケースとの静電容量を考えなくていいので薄くできる
・落とした時にケースが歪んでショックを吸収するため、基板へのダメージが小さい傾向がある
・安い
デメリット
・静電シールドできないため人体などがそばにあると若干の特性悪化が見られる
・価値観にもよるけれどダサい・安っぽい
こうやって書き出してみると、意外とデメリットは少ないみたいです。
オリジナルの金属ケースを製作することも技術的には可能ですが、
どうしても出荷台数が少ないので単価がとても高価になってしまいます。
価格と品質を考えると、樹脂ケースに追加工するのが現在のところ良さそうです。
可能であれば、せめてケース外側を静電シールドすると良いのですが…。
ケースでケチった分、中身はコストカットせずきっちり設計しています。
ICを使っているので手抜きに見えますが、どうかしたアンプより優れた特性と再現性の高い音が出ます。
(直感的にわからないと思うので、後日比較した記事を書いてみようと思っています。)
できることややりたいことは色々とあるので、少しずつ仲間を増やしていきたいですネ。
信号源インピーダンスが高い場合のバイポーラ入力オペアンプの挙動や
それを解決するためにFETとオペアンプを組み合わせた回路、
チャンネルセパレーションの話などはちょっと詳しいので。あとはアレとかソレとか…。
もみじさん