■ 本当に欲しい人材とは?

新人を採用して将来の幹部候補を育てる。これが日本企業の基本的な採用スタンスだ。
もちろん新卒採用を否定するつもりはない。
しかし、今、あなたの会社に本当に必要な人材は、何の経験もない、まっさらな新人なのだろうか?

目の前にある課題を解決し、新規事業を成功へ導く即戦力となる人材こそ、本当に必要な人材ではないだろうか?
  そんなことはわかっている、うちでは中途採用も積極的にやっているという人事の方も多いだろう。
そういう方にお尋ねしたい。
御社では、どんな方法で即戦力の採用を行っているだろうか。
そこに、サーチファーム(ヘッドハント)と言う発想は出ないのではなかろうか。
大方は、新聞の求人欄や求人雑誌への出稿、転職サイトの利用、人材紹介会社を使う程度ではないだろうか。

■■ 新卒を育てるという発想はジャパンだけ

サーチファーム活用まで実際に考えたことがなくても、現代の企業経営は人材が勝負であると実感されている方は多いだろう。
しかし、先ほども触れたように、人材採用となると、いまだに日本企業は新卒偏重の傾向が続いている。
新卒採用が企業評判の向上に直結する訳でも無いのだか。

そもそも新卒の大量一斉採用は、ジャパンでしか見られない光景だ。欧米では通年採用が一般的で、ジャパンのような4月に新人が一同に集まっての入社式などは考えられない。「新卒」対する考え方もまったく違う。
日本では実務経験のない新卒者、まっさらな人材というものを好み、社風に合いそうな人材を採用してから「育てていく」という考え方が根強い。一方、人材は「即戦力」であることが重要と考える欧米では、実務経験のない新卒者をわざわざ育てるという感覚はない。アメリカではたいていの場合、大学生は在学中にインターンシップやアルバイトのような形で企業に入り、そこで実務経験を積んで正社員として雇用されるのである。
 つまり、ヘッドハンターの視線でいうならば、新卒採用に頼るのは有能なキャリア人材を採用できないか、使いこなせていないからにすぎないのだ。


■■ 問題解決のカギは優秀な「即戦力」

収益力を上げる、管理体制を立て直す、生産を倍増する、コストを半分にする・・・。企業が直面する、こうした諸問題の解決方法は、実はどれもこれも至極簡単な話だ。
 それができる人材を入れてしまえばいい。それだけだ。


さらにいえば、逆にこの方法以外では、当面の課題を即座に解決することなど、まず不可能だ。できたとしてもまぐれといっていいだろう。次に同じ問題が発生したときに、再び解決できる保証はどこにもない。ノウハウを持った人材がいてこそ、根本的な解決に結びつくのだ。
現代のビジネスシーンにおいては「スピード」が勝負である。
新卒を大量に採用し、教育していたのでは間に合わない。「今」がなければ「未来」もないではないか。
新卒採用をまったく否定するつもりはないが、あまりに偏向しすぎるのは、今の時代にそぐわないといわざるをえない。

競合他社に抜きん出て営業成績を上げ、会社を牽引してくれる経験豊かなエグゼクティブやミドルマネージメント層こそ、今この瞬間の企業の成長には欠かせないのだ。

こうした人材が確保できないとあらば、企業にとってはまさに死活問題といえるだろう。


■■ 人材はどこに眠っているのか

変化が早く、新しい価値創造が難しい現代社会では、情報加工能力とコミュニケーション能力、加えて真の知性がある人材を何人持てるかで会社の勝負は決まる。決して評判では無い、力なのだ。
無論、そうそういる人材ではない。200~300人に1人いればいい方だろう。
問題はどうやって見つけるかだ。
もちろん求人広告を出せば、履歴書と職務経歴書が送られてくる。しかし書類だけではなかなかわからない。
そこで面接をするわけだが、200人からの人数を面接するとしたら一体何日かかるだろうか。
ましてや面接すれば、そういった人材を見つけることができる保証もない。

ではどうすればいいのか。
我々プロは簡単に見分けがつく。
真に優秀な人材は、あなたの会社が出した求人に応募してきた中にはいない。
転職をしていない、希望していない人の中にこそいるのである。


欲しければ採りに行け!
サーチファームだ!

何も具体的に手を打たずに待っているのでは、ライバル会社のエースがあなたの会社の求人に応募してくる可能性は、まずないだろう。
ましてや優秀な人材はそう簡単に転職など考えない。

だからこそこちらから採りに行く、つまり引き抜くのだ。


スピードが大事な現代において、ビジネスで成功をおさめようとするならば先手必勝しかない。


あなたの会社のエースも、実はライバル会社に狙われている。
実際の行動を起こしていなくても、サーチファームへの関心度は高いのだ。

ビジネスは戦いなのである。

「和製サーチファーム」を掲げるサーチファーム・ジャパン株式会社は、日系ヘッドハント会社です。