文銭の地肌に、
鋳切れによる変わりものがあります。
銭文間の地肌にある鋳切れの発生位置により、
その形態に面白い変物銭(凹千鳥)が登場します。
つぎの2点は、
銭文間の地肌に凹みがあるもの、
凹千鳥です。
日光正字の凹千鳥が有名ですが、
文銭では片凹千鳥があります。
特に正位置を探すとなると、
非常に少なくて、意外と大変です。
凹千鳥①(通上片凹千鳥:繊字狭文)
凹千鳥②(寳上片凹千鳥:細字背文)
いずれも、鋳銭時の砂型異状によるものとみられますが、
同じ形態のものが複数点揃って来れば、
手替りの変種という期待が膨らんできます。
今現在では、ただのイッピンものです。


