質問趣意書って何だ?


松岡農水相の、「ナントカ還元水」から今回の自殺に至る流れは、
政治家というものの新たな一面を思い知らされた。
しょーもなさ、救われなさ。
安部総理もなんかスゴイけどな、キャラが。


で、アメーバニュースの記事
「鈴木宗男氏、松岡利勝農相との最後の会話を激白」から
ブログ「ムネオ日記」に読み流れ、
鈴木宗男議員が各国の日本大使館から消えた絵画のことについて、
沢山の「質問趣意書」とやらを出していることを知る。


「しつもん しゅいしょ?」


wikiによれば、


通常の国会質疑の場でなくとも政府の見解を質したり情報提供を求めたりすることができ、議席の少ない野党や無所属議員にとって有用な政治活動の手段であると評価されることが多く、実際にこの制度を積極的に利用する野党が増えている。また、質問主意書によって政府見解が明確になったり、政府の問題が明らかとなったりするメリットもあるとされる。2005年度は新党大地の鈴木宗男衆議院議員がこの制度を利用し外務省内のセクハラ事件などの情報を引き出した。


ということだ。
ムネオ、どうやら外務省にねちねち仕返しをしている感じか。
思えば、ムネオ疑惑や「外務省のラスプーチン」佐藤優氏が国策捜査で逮捕された時期あたりの時期、
日本の外交政策がさらにぐっとアメリカ服従体制に舵を切ったあたりだったのか。


とか思い、
ニュース番組が作った「要約」でない、国会の現場をチラ見してみようかと、
普段見ない参議院ホームページを覗く。


いろいろな「質問趣意書」がならんでいる。
おっ 蓮舫の、喜名昌吉の質問趣意書だ!
黒ラベルれんほー!
すべての武器を楽器に!


蓮舫議員は、安部政権が作ったさまざまな「会議」の、会計報告や内容などを質問していたようだ。
喜名昌吉議員は、「アーミテージ報告に関する質問主意書」を提出していて、
読んだら面白かった。


http://www.sangiin.go.jp/japanese/frameset/fset_c03_01.htm


アーミテージ元米国国務副長官が2000年に出したレポートをなぞるように、
その後日米関係は強化されたことを踏まえ、
今年二月十六日に発表された新しい「対日戦略報告書(アーミテージ報告)」改訂版の内容が
安部政権以降の日本の政府に強い影響を与えるんじゃないか?
みたいな感じだったと理解した。


アメリカの意向に従うしかない政府を持った国。


現代のローマ帝国(崩壊前)である、アメリカ帝国は、戦争に勝って属国化した国を、都合の良いように扱う。
それだけの話か。人間って進歩しねぇなぁ。


前の戦争からこっち、はるか遠い「本土」の戦争のツケを払わされ続ける地、
沖縄出身喜名昌吉議員の「質問趣意書」によると、新しい「対日戦略報告書(アーミテージ報告)」は、


「日本の改憲議論が進展するのを支持」し、
「自衛隊の海外派遣に関する恒久法の制定を支持」し、
「武器輸出三原則の一層の緩和も求めて」いて、
今以上に「日本に防衛費の拡大を求めて」いるそうだ。


なんだ。
ジェノサイドのように人が自殺(10年で数十万人っ)している、この鬱屈した社会で、
他にすること沢山あるだろうに、何で今必要なのかさっぱりわからないまま進む「改憲」への道は、
この「命令」を遂行するためだったのか。


属国イェイ!
アメリカ帝国がオーストラリア他各国巻き込んでつくりたいローマ帝国合同軍のために、
働きたい気持ちでいっぱいだ。


黒船でビビり開国、東アジアを束ねた大帝国となろうとして負け、現状服従しているわけだから、
「日本はアメリカの属国です」
このさい中学生とかに正しい知識を与えるために、教科書にそう書いちゃえばいいのにと、
メディアもこのシンプルな事実を言えばいいのにとか思う。


以上、今回少しだけ「質問趣意書」に関心を持てたので、これからちょくちょく参議院ホームページ見てみてみようと思ったです。
面白い「質問趣意書」待ってるぜ!

わたしはある。


今を去ること光陰矢のごとし前。
浪人生入学の春、
今ではマンガタウンとなった東北I市の実家を離れたわたしは、
杜の都S駅裏からずっと歩いて佐藤宗之が歌った川を渡って、
土手の道からこまっちぃこまっちい住宅地に下りて、
道のどん詰まりの墓地に見下ろされた形の、
歩いてきたら半地下の位置に窓が見えるほど低まった、
「めぞん五刻館」という名のアパートの1階に引っ越した直後だった。


晴れて一人暮らし!


レンタルビデオ屋でステキなエロビデオなど借りて、さあオナニー!
まだカーテンすらない部屋で、迂闊だったというしかないだろう。


学生などばかり住んでいためぞん五刻館住人とその友人だろうところの、
さあビールもってこれから飲もう!という数人が、
ちょうど一番大きい窓の前を通りかかったのだ!


一団は、少し動きを止めると、爆笑しながら通っていった。


すりガラス越しということで心もち救われてはいたが、
忘れたいことを忘れる能力の高さからか、
そのときどんな気持ちだったのか、もう思い出せない。

思い出せるのは、
少し湿ったようなフローリングの床、
一瞬動きが止まった「間」の感じだけだ。

自慰見られ童貞は、そのとき切られたのだ。


そういうわけで、宇宙の一角で、自分エキス放出させていただきます。
タイミング良く?通りかかったみなさま、これからよろしくです。