羊ちゃんの話。
こんばんは。
今日もArisaです。
「あんた誰?」って、また言った~><;
萎えずに、しつこく書いてみます。
先日のブログに引き続き、今日はこんなニットのお話。
先週末、海外のニット工場の社長に、ある運動の存在を教えて頂きました。
その名は、「ノンミュールジング運動」。
オーストラリアの羊ちゃんたちは産まれてすぐ、お尻の毛を皮ごと剝がれてしまうんだそうです。
だからオーストラリアの羊ちゃんたちは成長して大人になっても、お尻の部分が真っ赤っ赤。
(皮ごと?なんで?痛い、痛い……)
実はオーストラリアにしか存在しない虫がいて、その虫が羊ちゃんのお尻に集って卵を産みます。お尻に集るのは、虫たちにとっては栄養たっぷりな糞がお尻の毛にこってり付いているから。
そして卵が羊ちゃんの体内に入り込み、その羊ちゃんは、死んでしまいます。
オーストラリアでは、全体の15%もの羊ちゃんが、虫の卵が原因で命を落とします。
お尻を皮ごと剝ぐのは、羊ちゃんたちを生かすため。
でも生かしたい理由は、羊毛のためということもあり、それは人間のためということになり、きっと大部分がそういうことのためではないかと…。
剝がない場合は、15%の羊ちゃんが、この世から消えてしまう。
聞いているだけで、どこかが、痛い。
そこで起こったのが、「ノンミュールジング運動」。
簡単に言うと、オーストラリア以外の場所で育つ羊ちゃんの毛を広める運動。
感じるところは人それぞれ、きっと、様々ですね。
一概には言えない。
私は、あくまでも私個人の気持ちとしては、この運動が広まればいいなぁ~って想うんです。
ANACHROVERも、ニットが好きだから。
大事にしたいですね。
Arisa
ご無沙汰しております。
ご無沙汰しております。
ご無沙汰過ぎて、「あんた誰?」って聞こえるぅ~(^^;)
すみません、久しぶりに、Arisaです。
デザイナーhiroさんがご多忙でなかなかUPできないため、
今日は私が書かせて頂きます。
さてさて。
今年の夏も熱々でしたが、皆さんお元気ですか?
って聞かれた時の反応には皆さん注意しましょう。
「元気満々です」って張り切って言ってしまった時って、たいていその直後に風邪引いたり体調崩したりするんですよね~。(私の、持論)
「どうかな、普通じゃない?」とか「まぁまぁかな~」とか「ん~、あんまり」とか言ってる感じの人って、大きな病気してない気がしませんか?
ということで、
「ん~…そこそこじゃない?!」って、言ってほしい。
この広がらない話はさておき。
私事ですが、
ANACHROVERのグラフィックや書き物をしながら、別のブランドさんの商品を海外で生産したりしています。
最近はニット商品の納品ラッシュで、事務所がアルパカやアンゴラの温もりで暑いったらないんです。
動物って、すごい。つくづくそう感じます。
自然にあの毛が体に生えていて、それで体温を保つわけですから。
人間は彼らには到底敵わないですね。
私たちはその毛を頂いて服にして、寒さを凌いでいる。
同じ動物の中で最も困った生き物ですね。
なんだか……ゴメンナサイ。与えられるばっかりで。
今日は敬老の日。
文明が発達していなかった頃。
まだ人間が多少は自己完結できていた頃。
どうやって寒さを凌いだのか、おばぁちゃんやおじぃちゃんに聞いてみたいですね。
「そんなの、我慢だろ。我慢。現代人は我慢が足らん!」って言われるのを恐れながら(笑)、大先輩と、今日はそんな話がしてみたい。
Arisa