主要キャストを中心とした感想を…

エカテリーナ@晴華みどりさん
初演時は千絋れいかさんが演じておられました。このエカテリーナを中心とした宮廷の人々は他の登場人物とは違った立場で登場しますのでやや浮いている状態がベストだと思います。千絋さんは声にエカテリーナの偉大さ、残酷さが表れていました。晴華さんも沙央さんと同じく、優しい感じがどうしても出てしまい、母性を感じるという意味では国民の母という感じでいいのかもしれませんがもう一押し必要かと。側近曰くエカテリーナ様はお散歩の時間が一番機嫌が良いそうで…ということはほぼいつも機嫌があまりよろしくないということでは?マーシャとの対峙の場面ではマーシャに心動かされていく様子がいまいち感じられず、元々温和な陛下なんだという印象がありました。その点千絋さんエカテリーナは何か失礼があったら即首を切られそうという威厳がありましたね。まあこの辺はエカテリーナという人物をどう解釈するかで変わってくる事だと思いますが…


トリオ(凛城きらさん、彩風咲奈さん、煌羽レオさん)ストーリーテラー的存在のトリオ。初演は嘉月絵理さん、霧矢大夢さん、大和悠河さんでした。とにかくこの三人、台詞が古臭い。なんか語りぐさが「巨人の星」のナレーターみたいでした(笑)でもダンスは凄く格好よかったです。プガチョフの歌に合わせて踊るシーン、素敵でした。私は二列目で観劇したので彼女たちが距離的に凄く近かったですアップアップ

マクシームィチ@香稜しずるさん
貴族方を裏切りコサック方に寝返る。しかし本当はすごくいい人。ジレンマに苦しんでるところがよく出ていました。この役初演は宙組組替え前の樹里咲穂さん。樹里さんの苦しむ表情とかが凄く良かったのを覚えてます。香稜さんも悩めるマクシームィチを表現してました。

パラーシカ@沙月愛奈さん沙月さんはダンスの名手なので美原志帆さんがやっていたパルミラで観たかったです。でも初演の西條美恵さん顔負けのおせっかいでちょっとおっかない、しかし優しいパラーシカでしたね。サヴェリーチ@一樹千尋さんとのかけあいも絶妙でした。

サヴェリーチ@一樹千尋さん
動作、台詞が絶妙におもしろかったです。口うるさい爺やという役柄がすごくはまっていました。一番キャラが立ってましたね!!

パート3に続く
24日に市川市文化会館公演「黒い瞳」「Rock on」に行ってきましたビックリマークその時の感想を分けて書きます。↓↓

「黒い瞳」
プーシキン作「大尉の娘」が原作。1998年に月組で真琴つばささん、風花舞さんコンビで上演された作品の再演です。実はこの作品が杏乃の初観劇作品でした。
二コライ@音月桂さん
姿も声も初々しい青年。個人的には初演の真琴さんよりイメージにぴったりでした。歌も素敵で新相手役の舞羽さんとの相性も◎


マーシャ@舞羽美海さん
こちらも初演の風花さんよりも個人的に好きな美海マーシャ。儚い感じがより出ていて舞羽さんにぴったりでした。私としては風花さんは歌が上手すぎてちょっと隙が無さすぎるかな…と思っていたので、音月さんに寄り添って歌う舞羽さんは本当に良かったです。

プガチョフ@未涼亜希さん主人公の実質的な相手役と言っても過言ではないプガチョフ。狂いの無い三拍子揃った技術で魅せてくれました。ただプガチョフの底知れないパワー、大きさの中にある怖さをいまいち出し切れていなかったかなというのが正直な感想。初演の紫吹さんプガチョフは最初に出てきた時のインパクトやエカテリーナと対峙する時等いちいち恐怖を感じました。歌の音域も紫吹さん向きなのか高音向きなまっつさんには物足りなく感じました。願わくばまっつさん向けに高音に書き替えてほしかったです。


シヴァーブリン@沙央くらまさん
前回の乳母から一転、この役がはっきり言って一番悪役だと思います。初演の初風さんはこざかしさやずるさが随所に出ていて見ているだけで腹の立つ感じがあり良い味だしてました。沙央さんもシヴァーブリンの嫌な感じが表情や歌い方、声のトーンに出ていて良かったです。ただなんとなく完全に厭味なやつって感じがしなくて沙央さんはきっと良い人なんだろうなぁって思いました。今まで観てきた役のせいでしょうかね。
②に続く
そうそう…そういえばこの夏、宝塚の各組の今後の演目が発表されましたね音符
花組全ツ「メランコリックジゴロ」「ラブシンフォニー」
星組本公演「愛と青春の旅だち」

宙組「誰がために鐘は鳴る」
星組中日「愛するには短すぎる」「ル・ポアゾン愛の媚薬」

雪組「ロミオとジュリエット」

花バウ「コードヒーロー」
以上の公演は映画、小説等原作が存在するもの、もしくは過去にかなり集客力があった作品の再演ものです。特に「ロミオとジュリエット」再演はびっくりでしたあせるついこの間他組がやっていたものをキムさんのお披露目に使い回すとは!!しかもヒロイン不在状態でのダブルキャストって汗ダブルキャストにする意味がさっぱりです…夢華あみさんの抜擢もよくわかりません…「星組で夢咲さんがやってるしお手本が存在するからまあいいや」って事なんでしょうか?そんな事なら姉妹で愛加あゆさんにジュリエットやらせてあげてほしかったしょぼん

全ツでコルドバ、再会、激情、銀ちゃんの恋等々過去作品がやたら出回るのは嬉しい反面もう斬新な作品書ける演出家は宝塚にはいないのか?と不安な気持ちにもなるのです。そんな不安に拍車が掛かったのがこの速報↓↓↓

メイちゃんの執事 -私(わたくし)の命に代えてお守りします-(仮題)
児玉明子(脚本・演出)
主演:紅ゆずる

サブタイトル微妙!!メイちゃんの執事って…あの水嶋ヒロがドラマでやってたやつかあせる

しかも演出家があの「ツキヨノウタゴエ」の児玉明子女史。オリジナル作品に懲りたのか最近原作に頼りすぎてこの方が演出家として何処へ行こうとしているのか謎汗
紅さんはじめ若手スターのイケメン力に頼って杜撰な脚本にならない事を祈ります。

近いうちに「タイタニック」「アイリス」「宮」「花より男子」「花ざかりの君たちへ」とか舞台化したりして…汗
韓流、洋画、少女漫画…話題性を提供すれば客が来るだろうという薄っぺらい考えなら言語道断です。宝塚オワタ(´Д`)とか思われないようにもっと力を入れたオリジナルの作品を見せてください。

あーあ。原作&映画でも観て配役予想でもしよっと。映画や本を読むことは良い経験だもんねにゃー