なにも、世の皆様が大好きな所謂羽根モノだとか、そういった金属板ではなく。
じゃあ何かと言われると、何モノと呼べるものでもなく。
それでも取りあえず作ったルアー全部に金属成分が入ってしまった今回。
リップ以外にも削る物があると手間がね。

ステンレスを削って、真鍮を削って、使わないルアーから再利用出来る物は強奪して…
組み立て。
勢揃いでどーん。

うん、うん。
いくつかは何となく分かる感じの物がありますね。
作者自身がギリギリの範囲内ですけどもね。
取り敢えずとっても分かり易い所から。

サイズ違いのウェイク系withプロップ。
これは何でしょうね、毎年作ってるような気がします。
やれ『後方重心の方がいい』とか、
やれ『もっと低速でいい動きに』だとか。
挙句、『取りあえず去年とは違う感じに』ですって。
まぁ半分冗談で半分本気、毎年何かしら変えてみましょうという。
その時その時によって、スローに引いても派手めな動きをする物が良く見えたり、逆に普通に巻いて控えめながらもハイピッチのような物が欲しくなったり。
そんな訳なので、毎度毎度型紙から作り直し、且つ気に入らない年のモデルは入魂すら無しで翌年モデルなんていうことも多いウェイク系。
それでもこの2つは多少なりとも出番が回りそうな好感触。

あくまでも浴槽内での感触のお話なのがキーポイント。
どちらかというと低速ワイド寄りになった今年モデルですが、普段の使用の仕方を考えるとその方が出番が多いかなと。
ほら、広範囲をスピーディーにとか知らねいですし。
ちなみにサイズ違いでテスト品無し一発勝負で作った赤クラウンカラーは、どちらかと言うとスピーディー寄りに。
してみたはずだったのですが、実験も無しにウェイト等を決定したため『重量過多』+『後方重心』という形に。
ギリギリフローティングとは言え、元々出番想定もあまりないためお蔵かなぁと。
だってボコボコのやつだったし(泣)

一応塗装後の色止めの均一セルロ吹きの効果もあってか、その後のコーティングでは何とか層を形成しているような様子。
元がいびつになってしまった分はどうしようもありませんでしたが。

吹き付けで何とかなる気はしていたので取りあえず自分用のリカバリーとしては問題無しですかね。
失敗作となったのは大問題ですよ。
で、こちらも出番はあるであろう表層プロップ。

ここからは自前の金板。
こちらも定期的に作り直すタイプですが、今回は前々から思っていたウエイトアップを主題に作成。
した結果、何ということでしょう。
着水と同時にヒッタヒタのところで止まるではないですか!
その後フェザーが水に馴染むと没していくではないですか!!
わーお(汗)
いえね、想定としては完璧でして。
ボディが水面に出過ぎることなくプロップの波紋で引き波を立てるようないい感じに。
ですが、やはり貧乏根性で取り付けたフェザーが重いようでして。
これでもスプリットリングの調整やフェザー量を減らして巻き直しまでしてみたのですが、やはりギリギリのSSS。
まぁいいでしょ。
元々ストップさせたり水面に浮かせておくルアーではないので、デッドスローでも巻き始めればプロップの抵抗で浮き上がるため特に問題は無いかなと。
唯一の問題は、例えばバックラッシュを直す間も沈んでしまうとか、もっと言えば手元からポロッと落としてしまった時に容易に回収できないとか、本来無いはずのロストパターンが増えてしまうということですね。
自作においてそれは何よりも避けたいものですので、気を付けなければならないところ。
ちなみにプロップは折角なのでカラー別で2種類作成。

ヤマベカラーの方は程々アピールということで、どちらかと言うと回転重視のシンプル丸穴。
対して右は、黒ボディに合わせてアピール重視の楕円穴。
『シャリシャリ系』か『カリカリ系』か。
…を悩む以前に、結局暗い時が多いしとか言って黒ばっか投げてそうです(汗)
で、最後の問題作がこちら。

これはですね。
ハンドメイドルアーです。
としか説明出来ないうえに、恐らくその説明を聞いた人も、『あぁ、どおりで…(失笑)』としかならないような謎のルアーが完成しました。
そもそもの話でいうと、何となくアバウトにプロップの回転だとかバドの音だとかではなく表層をデロデロ引けるような物が欲しいなと。
要は、シャッドテールワームを表層で引いた時のようなウェイク系は何かないかなと思った訳でして。
そうなると当然ある程度の大きさが必要になるのですが、そうなってくると1ピースボディの動きはデロデロウネウネはしない訳です。
ちなみにサイズ感はこんな感じ。

で、それならばジョイントにとなってくるとイメージではマイキーやらBtフォースなんかがそういう類のものに当てはまりそうなのですが、如何せん面倒。
とても面倒。
なんたって小型ルアー2個作ってるみたいな気分になっちゃいますからね(怒)
というのも半分、もう半分はなんか違うことしてみればという程度の物。
とは言えソフト素材を付けてしまうのはアレですし、加工技術もありませんし、何より自作ハードと呼べなくなってしまうではないかという。
であれば残るは金属のみ、そしてただ左右に振れるだけでは面白くないのでボディーのロールを下方向の振りに少しでも変えてくれればという所での謎角度カットとなったのですね。
ちなみにタイプもそれぞれ別の設定。

上が完全表層用で、下が少し頭を入れるかな用。
なんたってリトリーブ距離が数十cmですから、『潜行深度○○cm』だとかは分かるはずがないのです。
で、それに合わせてテールの金板も別注。
表層用は水面の引き波が大きくなってくれることを願って、かなり上方向に突出した形に。
ほら、よく見るとあなたの大好きなあのサメの尻尾のよう♪
…ニタリじゃねぇんだわ
で、下の直下用はより下方向に水を動かしてほしいということで、下向き謎形状に。
大きくしたいけど重すぎないようにしたい上に何となく見た目もというのが合わさった結果だとご理解ください。
尚発注を受けた右手はブチ切れていた模様。

それは良かった。
ちなみに肝心のアクションはというと、思ったより、というかテストで作った物より動きが硬くなってしまった感が。
これは外で泳がせない限り何とも言えませんが、何となく見た目のバランス重視でテールを大きく作り過ぎた可能性がありますね(汗)
テストタイプはデザインも無く適当に削ったテールをぶら下げていたので、実際に投げてみても気になるようだったら一度外して重量比較をしてみないといけないかもしれません。
あとはスプリットリング連結にするか、もっと軸の細いヒートンで接続するか…。
そもそも普通のジョイントにするのが一番手っ取り早いのでしょうが、重いテールを後ろでブンブン振るのも面白そうなので、ちょっと考えてみましょう。
というわけで今回完成した金属トップ系。

出番が多そうな物、微調整で更に良くなりそうな物、そもそも正解の分からない物。
色々と出来上がりましたが、各タイプ1色くらいは入魂したいところですね。
早々作り直す気はありませんが、1年後には気が変わっている可能性が大ですし。
頑張りましょう。
ここまでウェイク系があるのにも関わらず流行りの操作系が無いのはこれ如何にというお話。
流行り物に手を出してはいかんのです。