http://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1306929161&log=146

書いたーっ! 長い! 50.66KB!
自分にしてはそうとうな長さです。受け悪そう!(笑)
おっかねえ、これはおっかないなぁ……。

以前、東方夜伽話に投稿したもの
http://yotogi.com/yotogi/?mode=read&key=1306330767&log=30
をいろいろあれこれやって長くしたもの。
夜伽話でいただいたコメントは、「ネチョれ! もっとネチョれ!」というのが多かったです。
うぐぐぐぐ

夢の話というのは何だか好きで、初投稿の「眠る八雲家 わかめ編」も夢の話でした。
ラストとか、似たようなというか同じような感じになっちゃったかな。
夢と現実の境があいまいなのは、やっぱりディックからきていて、文の書いた小説とか、もっと言えば旧作とかいろいろ関連させて、できればメタな話もばんばか盛りこんで……それこそディックみたいに、現実とはなんぞや? という方向に進みたかったのですが、至らず。
長いの書くのはほんとうに辛い……次は3kbくらいで。……時間があれば。
http://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1305561814&log=145

 『くるくる迷路』の後日譚。まさかの小悪魔メイン。
 コメントでリクエストいただいたような感じなので、レミリアお嬢様の返信の手紙を書こうとして、でもそれだとどうしても切り口が妹様のよりは新鮮じゃないだろう、と考えて、ではということで入院した魔理沙と姫様のからみを書こうとして、難しいので書けなくって、とあれこれやっているうちに何故だか小悪魔で書こうと思いついた。
 東京に行く用事があったので、移動時間にノートPCで書いた。はじめての試みでしたが、なんか精神をやられるので、良くないかもしれない。時間の有効活用って気はするけど。
 パチュリーさんはやんちゃなので、今後魔理沙、レミリアお嬢様、小悪魔、もしかするとアリスなんかとも、浮名を流すんじゃないかと思います。予定。

http://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1305122673&log=145

リハビリ的に
二ヶ月以上ぶりとなりますが、どうかなぁ……心配だなぁ……読みにくいとか。
レミフラは自分の中で確定しているのですが、そうすると咲夜さんがどうすればいいのかが非常に悩ましい(美鈴はなんかダメ)
レイマリも確定なんだけど、それについても「アリスはどうしたらいいんだー」と悩んでいた(今はサナアリで確定)
でもパチュマリは許す 大好物
被災しまして、何かと忙しい毎日です。困った。
ひまをみてSS書いて、以前のように投稿したいと思ってるんですけど、なかなか書けない。ので、とりあえずなんでもいいからアクション!の意味を込めて「東方創想話作家の交流スレッド」で、たまにやってるお題遊びに参加して書いたのを自分コメントもつけてここに載せておくことにする。


お題1
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77 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2011/02/06(日) 15:59:18 ID:DZPcpoi.0 [1/2]
「これで決まりだぜ!」
霊夢は眼前、魔理沙は八卦炉を構えるとマジックミサイルを放った。
だかマジックミサイルは霊夢の身体をすり抜け飛んでいく。次いで霊夢の姿もかき消えた。
「残念でした」
「何?!」
魔理沙の背後に現れた霊夢は、夢想封印で魔理沙を撃ち落とした。
「ちっくしょう、やられた!」
魔理沙は悪態をつきながら、神社の境内へと落ちていった。

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短め、平坦、膨らませやすそうな感じででっちあげてみた。
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おこたえ1
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168 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2011/02/08(火) 17:47:16 ID:PWMBA2wQ0 [2/2]
やってみたー

>>77

「これで終わりだぜ! ぎゅーんばばばばーんどーんどーん」

 博麗神社の縁側でお茶をすすりながら私は言った。お茶はいつもどおり出がらしだった。

「ほら霊夢、お前の番だぞ」
「んー」

 霊夢は湯のみを両手でもったままうつらうつら、首が前後に揺れていた。危ない。
 ぽかぽかした春の日だった。冬が終わって、春がきたけど、まだ桜は咲いていない。するとやることがない。

「ばばばばーんどーんどーん、って何よ」
「マジックミサイル撃ったんだよ。お前スペカ終わったばっかりだから、避けられないぞ」
「んー」

 お茶をすする。もうぬるいだろう。私のもそうだが。

「しゅんっ」
「何だ」
「亜空穴を使いました。あんたの背後にあらわれるわ」
「うわ、ずっるー」
「残念でした。ムソーフイーン」
「ウワァァァァァ」

 無敵技で切りかえしてやっても良かったがなんだか面倒になった。私は悪態をつきながら神社の境内に落ち、背中を打って悶絶して寝たきりになった。

「何それ」
「霊夢の容赦ない攻撃で、私は寝たきりになったんだよ。というわけだ、布団よこせ」
「寝るの?」
「寝るさ。夕飯ができたら起こしてくれ」
「私も寝よう」
「いいのか。弾幕ごっこの次は、昼下がりの情事ごっこだぞ」
「どうせ口だけでしょ?」

 まったくあんたは変なことを思いつく、と言う。
 面倒がって布団を一組しか出してくれなかったので、霊夢と一緒に同じ布団で寝た。起きたら日がとっぷり暮れていて、月が出ていた。夕飯は抜いた。


--------------------

コメント:いわゆるひとつの弾幕「ごっこ」ということで、嫌いじゃないけど、変化球だし、わかりにくいかも。もっとストレートに書いたほうがお題の意図を汲んでた。


お題2
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205 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2011/02/11(金) 14:27:13 ID:vbc.8wRk0 [3/3]
お題「久々に再開した魔理沙と魅魔のシーン」

時間場所自由。二人の性格や状況バックグラウンドもすべて自由。ほかに誰かいてもOK.

ただし(重要)→文字数はせいぜい原稿用紙一枚分。それ以上は読む気しない。

どうしても長くなる場合はジェネに投稿し、そのむねをスレに報告。
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おこたえ2
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212 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2011/02/11(金) 17:15:17 ID:kTZUZBP.0
>>205 書いてみた

 海釣りをしてたら魅魔様が釣れた。

「あ、魅魔様だ」
「おお、魔理沙か」

 餌はオキアミで、そんなに腹が減ってたのかと思ったが、単に針に引っかかっただけで食いついたのではないという。
 しかしオキアミはそれでチャーハンを作るとうまいらしいのでそれほど馬鹿にしたものでもない、とかの話をした。
 その他にもいろいろな話をした。元気でやってるか、とか、魔法の研究はうまく進んでいるか、とか、巫女の方はどうだ、とか。
 久しぶりに会ったので、話すことは尽きなかった。
 でも、おかしいと思った。
 海から出てきたはずなのに、魅魔様の服はまったく濡れていなかったのだ。

「そもそも、何で海の中にいたんだ」
「いやさ、幽霊って、塩が苦手だろ? でも、船幽霊ってのもいるからね。塩水は大丈夫なのかと思って、試してみたんだ」
「ふうん」
「それよりも、おかしなことがある。気づいてるだろ?」

 うん、と私は頷いた。
 幻想郷には海がないのだ。
 だからまあ、そういうことで、なんかまあ、頑張りなよ、と言うと魅魔様は消えた。
 そこで目が覚めた。朝だった。
 なんだか悲しい気持ちになった。

「でも、魅魔様の搾乳ならちょっと見たいかも……」

 思わず、そうつぶやくと、後ろから殴られた。

「起き抜けから何言ってんだい」

 魅魔様は悪霊で、足が無いので、怒られるときは常に殴られるのだ。

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コメント:けっこう好きだけどたしかスレでぜんぜん反応なかったような……短すぎるうえにすごい説明不足?


お題3
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637 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2011/02/27(日) 23:10:00 ID:McB6M22E0 [10/15]
ぺらいと指摘されてもごもっともとしか言いようのない、
何の捻りもない恥ずかしい書き出しの数行で投稿してしまったことが
あるんだが、その数行さらしてもいい?

俺も文章改変バトルされてみたい。
勉強になる。


641 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2011/02/27(日) 23:33:04 ID:McB6M22E0 [11/15]
すんませんちょっと席はずしてました。ではお言葉に甘えて・・・

 怒った蓮子は一目散に走った。
 憤怒の狂走で大学の廊下を駆け抜ける。激しいその足音が廊下に響いた。
夕焼けの学棟にはまだ大勢の学生達が残っていて、その誰もがいったい何事なのかとふり向く。
そうして学生達の注目を次々に浴びながらも蓮子はけして走るのを止めなかった。
つり上がった凶暴な眼はただ前を見据え、そこに浮かぶメリーの幻影を射抜いていた。

今にして思うとそもそも書く必要のない場面だったという。



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おこたえ3
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 蓮子は走っていた。
 夕暮れの大学の構内にはまだ大勢の学生たちがいて、その誰もが蓮子を見て驚いて振り向いた。必死で避けなかったら二三人は跳ね飛ばされていたかもしれない。
 目は血走り、赤くなっていた。話を聞いた途端に走りだして、一度も止まらなかったからずいぶん長い距離を走っていたはずだったけど、あまりに怒っていたので息が切れることもなかった。
 メリーのいる研究室は六階にある。


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コメント:人の文章改変するのむずかしい
このときスレの流れが異様に面白かったのです



お題4
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881 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2011/03/04(金) 18:50:30 ID:J/JnQxK.0 [1/3]
もこたんとてるよが急性アル中で魂抜けて宇宙旅するSS書いて没にした
会話だけで頑張ってみようと思ったら描写が浅くなってだめだ


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おこたえ4
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900 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2011/03/04(金) 22:13:56 ID:eEzH1FiA0 [2/2]
書いてみたぜ


「はっ、ここはっ!」
「宇宙よ、もこたん」
「何で」
「どうやら宴会の最中にあれがこうなって地球がなくなったらしいわね……」
「何で」
「それはそうと、せっかくだからやってみたいことがあるのよ」
「何が」
「すいめんがー、ゆーらーぐっ、風ーのー輪ーがひろーがるーっ♪」
「待て待て待て待て」
「どうしたのよ」
「著作権的なアレで危険だろ……」
「大丈夫よ。もう地球ないもん。JASRACもないでしょう」
「まあなあ。で、どうする」
「キラッ☆」
「ぶち殺すぞお前」
「そうは言っても、どうしようもないでしょう。何故か会話できることだし、しばらくはのんびりしましょうよ。ふたりっきりでね」
「ちっ……って、そうか! 慧音! 慧音はどうした!」
「死んだでしょ。地球ないもん」
「そんな……」
「でも、彼女がフリーザ様とかと同じ種族だったら助かってるかも……」
「馬鹿。ああ、慧音、慧音ぇ……」
「馬鹿ね。何を泣いているの」
「うるさい、黙ってろ。あああ……ぐすぐす」
「まったく、いつまでたっても頭の中身はかわりゃしない。あっちを見なさい」
「ぐす……あっ、あれ?」
「地球よ。その昔、命蓮寺のネズミが言っていたわ。めっちゃ青かった、と」
「馬鹿。それ違うだろ。地球、あるじゃないか」
「あるわよ。簡単になくなりゃしないでしょ。信じないでよ」
「ぶち殺すぞお前。……でも、よかった。すると、どういうことなの?」
「飲み比べをしてたの、覚えてる?」
「うん」
「あれで、私たち死んじゃったみたいね。幽体離脱してるのよ。何度か経験があるわ」
「何だ、紛らわしい。じゃ、生き返れば戻るな。しかたない待つか」
「ね、もこたん」
「何だよ」
「名前で呼んで」
「何で」
「いいから」
「輝夜」
「もう一度」
「輝夜」
「うふふ」
「何だよ」
「もう一曲、歌いたい歌があるの」
「好きにしなよ。もう止めないよ」
「一緒に歌って」
「はあ? 何で」
「いいから。きっと知ってる歌だと思う。先に歌うから、途中から声を合わせてね。いくわよ、さんはい」

 ……Fly me to the moon Let me sing among those stars ……

「うーん」
「いい声だったじゃない」
「脳天気な奴だな。まだ生き返らないかな」
「知ってる? 私たち今、月に向かってる」
「えっ」
「ちょっと、やってみました。里帰りね。何千年ぶりだろう……」
「おいおい、大丈夫なのか。お前罪人なんだろ」
「魂だけだから、たぶん大丈夫よ。それに、やってみたかった」
「何が」
「もこたんと一緒に月に来たかった。私の故郷を見せたかった」
「……脳天気な奴だな」
「うふふ」
「……」
「もう一曲いいかしら」
「ああ、もう、今日はいいよ。お前の好きなようにするよ」
「じゃ、よろしくね」

 ……雨降りお月さん 雲の蔭
 お嫁にゆくときゃ 誰とゆく
 一人でからかさ さしてゆく
 からかさないときゃ 誰とゆく
 シャラシャラ シャンシャン 鈴つけた
 お馬にゆられて ぬれてゆく ……

「はは」
「ふふふっ」
「懐かしい歌だな」
「好きかしら」
「そうだな。外国の歌より、なじみがあるしな」
「そうね。これは、お嫁入りの歌よ」
「そうだな。きれいな歌だ」
「うふふ」
「何だよ」
「もうすぐ月に着く。私の実家よ」
「だから、何だよ」
「両親に会ってください」
「いるの?」
「さあ」
「脳天気な奴だな。馬鹿」
「うふふ」
「馬ー鹿」

--------------------

コメント:これは気に入ってる。姫様かわいい。
フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーンも、雨降りお月さんも、どちらもすばらしくきれいな歌ですね
星間飛行もいい歌


お題5
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753 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2011/04/03(日) 09:35:44 ID:NNWWm9zk0 [1/2]
じゃあいま流行のあいさつの魔法でなにか


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おこたえ5
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754 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2011/04/03(日) 10:23:19 ID:xKO93MXc0 [2/5]
「こんにちは」
「こんにちは」

 道を歩いていると、向こう側から歩いてきた幽香がいきなり挨拶をしてきた。ふだんないことだったので、アリスはびびったが、おうむがえしに挨拶を返してそのまま通りすぎようとした。
 二三歩歩いたところで、後ろがしっと肩を掴まれた。

「ありがとう」
「……ありがとう」

 種々の疑問が頭を駆け巡った(何に対してのお礼なんだろう、とか、とうとういかれたのかな、とか)が、危険なことだけはわかった。
 アリスは目を伏せ、機械のような動作で頭を下げて、振り向いて逃げようとする。
 幽香がさらに口を開いた。

「こんばんは」

 昼だった。
 アリスはため息をついた。覚悟を決めた。

「ねえ、どうしたの」
「さようなら」
「……さようなら!」

 ダッシュで逃げた。
 覚悟は決まっていたが、撤退の機会があるのなら乗じる。

「待てえ!」

 追っかけてきた。
 でも、幽香は足が遅い。余裕で逃げ切れるはずだった。

「ポポポポ~ン♪」

 マスタースパークが後ろから飛んできてアリスを焼いた。アリスは意識を失った。



 気づくと、太陽の畑の幽香の家で、ベッドに寝かされて介抱されていた。
 脱がされていた。気になって大事なところ(からだの真ん中あたり)をチェックしたが、おおむね無事なようだった。
 近くの椅子に腰掛けて、幽香がこちらを見ている。はじめて目を見た。何か、暗い感じがした。

「どうしたの」
「たのしい、仲間が」
「何で私全裸なの」
「魔法の言葉で」
「パンツかえして」

 首をかしげた。緑色の髪が少し揺れて、片目を隠した。伸び過ぎなようだった。
 身を起こすと、上掛けがめくれて、形のよい乳房と乳首があらわになった。視点が高くなると、家の中がよく見えるようになった。裸でも寒くないくらいにはあったかくって、旧式のストーブの上でやかんに入ったお湯が湧いていて、その上に洗濯物と、ぐったりして血の気がなくなったリグルが物干し竿にかけられていた。
 洗濯物の中には下着もあって、アリスがはいていたピンクのパンツがていねいに広げて干されていた。横には、赤いチェック柄のパンツがある。たぶん、幽香のものだろう。
 恋人同士みたいだ、と思って、アリスはちょっと照れた。

「今何時?」
「おはよ」
「朝、なのかな」
「いただきます」

 何を? とは訊かなかった。
 焼き立てのトーストと、紅茶がお盆に乗って用意されていたからだ。パンにつけるものは、マーマレードと、チョコレートと、ジャムがあった。幽香のお手製なのかな、と思った。シンプルだけど、起き抜けだからちょうどいいと思った。

「いただきます」

 アリスが言うと、幽香はにっこり微笑んだ。

「いってきます」

 と言って、幽香が出かけてしまうのを見送ると、アリスはつとめて無視していたリグルに目を向けて、もう血も流れていないのを確認すると、(たぶん、どこかで受け答えを間違えたんだろう)と考えた。
 魔法の言葉は、主に魔法使いの間で通じるもの。森や図書館や、薄暗いところに住んで、人と会わない生活をしていると、幽香が使っていたような種類の言葉が、とても貴重なものに思えるのだ。
 幽香が帰ってきたら、「ただいま」と言うだろう。まだ、トーストを食べ終えていないから、そのときにアリスは「ごちそうさま」と言うだろう。
 それから「おやすみなさい」をして、一緒に寝るだろう。
 幽香が魔理沙を連れてきてくれればいいな、とアリスは思った。そうすれば、三人で友だちになれるだろう。魔理沙はまだまだ初心者なので、この機会にきっちり、魔法の言葉を教え込んであげたい。

「ぽぽぽぽ~ん」

 ひとりごとを言うと、言葉が空中に浮いて天井に溶けていった。自分の髪の毛も、少し伸び過ぎなように思った。


--------------------

コメント:これも気に入ってる。スレでの評判も上々だった。
しかし当時のACのCM、ほんとうに頭おかしくなりそうだった
呪いの気持ちが込められています


お題6
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922 返信:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2011/04/11(月) 19:51:20 ID:bOyZoB/Q0
>>921
昼ドラっぽいの

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おこたえ6
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927 名前:昼ドラ 1/2[sage] 投稿日:2011/04/11(月) 20:58:20 ID:17.z0JIo0 [4/8]
 夜だった。曇りの日だったので星は見えなくて、月の光だけが、薄い雲の向こうからおぼろに見えていた。
 紅魔館でのパーティーはもしかすると定期的にやってるんじゃないかってくらい頻繁に行われているが、今回はフランドール・スカーレットの五百なん回目の誕生日だとかで、とても豪勢な食事が出たし、プリズムリバー三姉妹の演奏も、他の場合よりも盛り上がりのある曲をよけいにやっているように思えた。
 食べ物でいっぱいになって、突き出た腹をさすり、お酒で熱くなった頬を夜風で冷まそうと思って、霊夢はベランダに出てきたのだ。
 先客がいた。パーティーの主催者である、レミリア・スカーレットだった。苦手な相手だと思った。

(苦手)

 と頭の中で言葉にして考えた。そんなふうに感じたこと、昔はなかったはずだった。
 引き返そうかと思ったが、背を向けていても誰か来たのはわかるだろうし、そんなことをしたらもっと気まずい。むしろ、こっちから声をかけてやるべきではないか、などなど考えていると、

「霊夢」

 前を見たまま、レミリアが自分の名を呼んだ。
 ずっと会っていなかったから、声を聞くのも久しぶりだった。声を聞くと、昔の感情がいっぺんに戻ってきて、なんだか泣きそうになった。

「今日は、来てくれてありがとう」
「どういたしまして。あの、誕生日おめでとう」
「妹のだけどね」

 わかっている。けれど、他に言うようなこともないのだ。
 レミリアとは少女の頃に出会った。少女の頃は、弾幕ごっこばっかりやっていて、いろんな奴と出会って、いろいろな勝負をして、勝ったり負けたりした。弾幕ごっこをはじめてから一番最初に異変を起こしたのがレミリアだったから、わりかし印象の強い相手だ。異変の後も、何かと理由をつけては勝負をして、新しいスペルカードを作ったり、お互いに避け方を研究したりした。
 とても楽しい時代だった。幸せだった、と言ってもいい。
 でも、今では昔のようにいろんな相手と出会ったりしないし、勝負だってしない。
 何年前からだったかな、と思った。結局霊夢は、ひとりだけを相手にするようになった。

「魔理沙は元気?」

 レミリアの口からその名前が出ると、悪いことはしていないはずなのに、ちょっといたたまれないような気分になった。魔理沙は、パーティーに来ていない。傍若無人な性格なのに、ここぞというところで気の弱いところがある。
 だから、自分がやってきた。魔理沙の弱いところを、補ってやるのがつとめだと思っているからだ。

928 自分:昼ドラ 2/2[sage] 投稿日:2011/04/11(月) 20:59:01 ID:17.z0JIo0 [5/8]

「元気よ」
「それはなにより。老けたでしょうね」
「そりゃ、あんたと比べればね」

 私も老けたでしょう、と言って、霊夢は軽く笑った。
 口の端っこが持ち上がっているのを、なんとなく意識してしまった。
 レミリアは昔とすっかり同じ様子で、だから、

「咲夜は元気?」

 と訊いた。それくらい言ってもいいかと思ったのだ。
 自分だけが悪い気分になるのは、不公平だと、そういう意味で言ったつもりだった。

「元気よ。昔と同じようにね」
「そういえば、今日、いないみたいだったけど」
「驚くかと思ってね。みんなが。フランドールの誕生日だから、へんに騒ぎを起こしたくなかったんだ」

 よくわからなかった。
 昔なら、どういうこと、と訊いていただろう。でも今では、それが難しいように思った。
 大人になると、昔はかんたんだったことが、うまくできなくなることもある。

「霊夢は綺麗になった」

 とレミリアは言う。どういたしまして、と軽口を叩こうと思ったが、言葉が出てこなかった。

「魔理沙も綺麗になったでしょう。あの頃は、フランドールも、パチェも、あの子にお熱だったものね。霊夢もそうだなんて、思わなかったな。霊夢は誰にも興味がないようなそぶりだったから。
 死ねばいいのに」

 雲が月にかかるたび、月の光が強くなったり、弱くなったりする。室内でやっているパーティーの光と、プリズムリバー三姉妹の楽曲と、それから人々が話すさまざまな声が、それにあわせて遠くなったり、近くなったりするように思えた。
 酔っているのか、疲れているのか、と霊夢は思った。

「咲夜は」

 どこ、と訊こうとしたが、咄嗟に口を閉じた。レミリアが唇を持ち上げていて、少しだけ見えた牙が、紅く濡れているように見えたからだ。

「あんたたちは死ぬのよ。私と咲夜が、生きているうちに死ぬの。楽しみよ」

 と言うと、レミリアは霊夢の横を抜けて、室内に戻った。霊夢は昔よりも伸びた腕を自分の体に回して、ぎゅっと自分を抱きしめて小さくなった。
 それから急いで家に戻ると、魔理沙が生きて息をしているのを見て、心底安心した。
 ずっと後まで霊夢はこの夜のことを覚えていて、魔理沙にも話したけれど、最初の頃こそ一緒におびえてくれたものの、少し経つとわかったような顔をして「そんな話いつまでも覚えてても、どうにもならないぜ」と言うようになった。
 それもそうかな、と思って、霊夢も忘れることにした。
 けれどその夜の後、霊夢と魔理沙は、生きているうちに咲夜と会うことはなかった。

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コメント:調子にのってやったけどなんかギクシャクしてる。もうちょっと練りが必要、ネタ的にも文章的にも
でも、面白いと言ってくれた人もいたので、よし。



以上
また前みたいに書いて出してコメントに緊張して……と、やりたいですね、やりたいですね
http://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1298719244&log=139

以前書いた「はじめての こうまかん」で、M.C.ハマーのダンスを阿求音頭とかいうネタを書いて久しぶりに動画を見に行ったらニコニコ動画のタグで「阿求音頭」とついていたという。
感動したのでなんとしても阿求音頭で書かねばならないと思ってがんばってがんばって書いた。これはほんとしんどかった。しかしそんなタグ、誰がわかるってんだ! 常識的に考えてどうかと!
元ネタは、音楽のところについては

憂鬱と官能を教えた学校/菊地 成孔

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こちら。「これ一冊読めば作曲家になれるんじゃないか」といわれた良い本。
あらためて拾い読みすると、よくわからない言葉遣いが多くて、ちょっと印象変わったけど、でもそれがナルヨシキクチ。
ものを書くイメージのところなんかは、自分のもの書きとしてのグランドファーザーといえるカッコイイ人の影響。いつかあんなふうになれるんだろうか。人間関係的に複雑な気持ちではあるんですが


(追記)
投稿したら10分位で「三日前に本で読んだ知識を元に無理矢理東方でやってるなと」という10点コメントが……
へこむ……
http://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1298375045&log=139

にゃんにゃんにゃん
以前創想話ラグナロクチャットの文トレで書いたものに加筆修正。自分で気に入っているものだったので、創想話に出せて良かった。
初出創想話って規約があるけど、加筆したから大丈夫だと思う。
2/22はにゃんにゃんにゃんで猫の日だそうで、何か出したくなったのでネタさがしてなんとか書いた。
お燐は苦労人でゴスロリで猫で、大変好きなキャラです。大変貴重なキャラだと思います。
http://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1298206565&log=139

萃香ちゃんが神社に来てよくわからないことをしゃべる話。ポエムというかスケッチというか……「夜明け前の桃の木の下」に近いものがあります。寂しさとか、コミュニケーションの話。
力不足。
http://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1297868801&log=138

『ナズーリンのバレンタイン』のご主人Side。
あっちは出すのがちょっとだけ早く、こっちはちょっとだけ遅かった。出来はこっちのほうがはるかに好き。
作中でちょっとよろしくない単語がでているので、まずいかなーと思いつつギャグなのでいいだろーと思いつつ……。
http://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1297556400&log=138

ナズ星が俺の(ry
以前書いた赤毛のアンの二次創作を改変。
http://tami0427.blog78.fc2.com/blog-entry-325.html
書き直すにあたり改めてアンを拾い読みしましたが、とにかく、ほんと、半端ないねアンはね
やっぱり村岡訳が一番好き

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http://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1297431226&log=138

ナズ星が俺のアブソリュートジャスティス
以上
元ネタはこちら

影響力の武器[第二版]―なぜ、人は動かされるのか/ロバート・B・チャルディーニ

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の、アメリカの女子大生が両親に成績が悪かったことを告げる手紙。
これも非常に面白い本で、読み中。黙ってればばれないかなと思ったらやっぱりバレてコメントで指摘されたので、正直に書くべきだと思いました。ウアー