こんにちは！

ずっと停滞しながらも好き勝手書いてきた滋賀旅の参拝記録。

今回が最終回です。

前回の浮御堂をお参りした後に、近くでコーヒーでも飲もうとお店を探していたら、また鳥居を見つけてしまいました。

すぐに戻るからと、ここは単独行動をさせていただきました。

伊豆神社。

滋賀にあるのに、伊豆神社。

どうしても、伊豆と言われると静岡県をイメージしてしまうのは、大河ドラマの影響でしょうか。

後で調べてみると、伊豆の風景に似ていた事から静岡県にある三嶋大社の分霊を勧請したのが始まりと伝えられているそうです。

なるほど！納得です。

そうなんですよね。静岡もですが、関東のイメージがふと浮かんだんですよね。

でも、すごく綺麗にしてある印象で、なんというか、とても入りたくなる神社さんでした。

幸運を呼ぶ石。

このような石は、個人的にはあまり近づかないのですが、凄く可愛く飾られていてほっこりしてしまいました。

ここにお参りに来させてもらっている段階で、すでに幸運な気もします。

ポップな印象の石の次は本殿へ。

ご祭神は大山祇命です。

お参りしていると、家族からある情報が。

この近くに昔使われていた舟運の跡があるよと。

あ！

そうか、琵琶湖を使って荷物を運んでいたんだ。

こちらの神社は、中世に琵琶湖の水運に絶大な特権をもっていた堅田の総鎮守だったそうです。

この地は、琵琶湖の舟運で飛躍的に発展し、地域には「宮座」と呼ばれる組織があったそうで。

この話を聞いたり、神社の周りに堀のような石垣があるのを見て思い出しました。

東京の日本橋も、川を使って舟で荷物を運んでいた跡がありました。

その流れに沿って、有名な神社が繋がっていたり。

地理的に、氣を活用していたと言われている水運。

そうか、琵琶湖もやっぱり湖からの氣の流れを活用して、運送を行ってきたんだ。

それらを活用し、発展した堅田の街。

うーん、この地域の雰囲気いいなぁと最初に思った理由がやっとわかった気がしました。

琵琶湖と言っても、その場所や方角によって、いろいろな使われ方がされていたのかぁ。。。

今回は大津～高島～堅田という狭い範囲でしたが、それだけでもいろいろなことを学ぶことができました。

琵琶湖、奥が深すぎる。。。

ということで、滋賀県については、もっと調べていきたいです。

ちなみに、伊豆神社の方の対応が本当に素敵で、私は勝手にファンになってしまいました

今回で滋賀旅は終わりですが、足を怪我しながらも少しずつ参拝を再開しております。

また更新したいと思っていますので、引き続きよろしくお願いいたします。

滋賀 伊豆神社●湖上水運を守る仕掛けとは？