こどものプレゼン力の素晴らしさを
今日はこの目でしっかりと見てきました
こんにちは♡
色と言葉がけで個性が生きる環境作り
日本こども色彩協会代表の齊藤美雪です
本日は、
合同の「色の展覧会」でした
ベビーファミリーの可愛く微笑ましい作品や発表があったり
家族ごとの時間制限での入場だったので
おばあちゃん・おじいちゃん
お母さん・お父さん・兄弟そろって「生きてる」をテーマにワイワイ制作して
作品を作るごとに成長する「生きてる」木に貼り付けていったり
そして、メインのプレゼン発表の時間では
こども色彩知育教室の保護者の立場から
資格を取得してこども色彩知育の講師になったばかりの前本愛先生のファシリテーションがあったり
小学校高学年の子はさすが！わかりやすく具体的な発表で
高槻カレントクラスに一番長く通う兄妹の妹ちゃんは、先生の小さな導きからしっかりと発表し
そして、そのお兄ちゃんは10点ほどの作品の詳細を10分以上かけて、すべて発表していました
その間、先生は見守るだけ
この写真の背後には10名ほどの大人（しかも初めて会う色彩知育講師も）がいる中、なんの躊躇もなく、穏やかに細やかに作品について解説してくれたのでした
みんな真剣に聞き入るような発表です
この発表は内容についての事前準備も練習もなく、先生が「いつものようにどうぞ♡」と優しく促しただけというところが素晴らしいところ
なぜ、練習なしで10分間も発表できるかって？
実は、こういう発表は彼らにとっては当たり前
それは、「いつものこと」だから
そして、自分の中から湧き出してきたことを色や形で表現した作品についての発表なので、暗記する必要はなく、正しいことを言わないといけない緊張感もないから
どんな発表をしても、間違えるということがないのです
●みんな違って当たり前
●誰にもジャッジされない
そして、もう一つ重要なこと、
●自分の意志で決められる
ということ
堀江陽子先生が、こどもたちに何度も言っていました
「今日発表してもいいし、今日でなくてもいいよ。全部発表してもいいし、自分で発表したいものだけでもいいよ」
愛をもって心からそう言ってくれていることが、こどもたちにはしっかりと伝わって
「今日する！」「２番目に発表する！」「好きなものだけ発表する」「今日はやめておく」
そんなことがこども自身の選択で決めることができて、義務感で発表する子がいないのです
上記の３つのことがこどもたちの中にしっかりと根付いていることが、
こどものプレゼン力が伸びる理由なんだと、改めてこどもたちと堀江陽子先生のやりとりの中で教えてもらうことができました
その後のエピソード
「今日はやめておく」と言っていた子たちには、今日しか会えない私から個人的に「作品について知りたいことがたくさんあるんだけど教えてもらっていい？」と聞いたら、それぞれにすべての作品についてすべてのこどもたちが解説してくれました♡
それはそれは楽しい時間でした♪
私が大満足♡
最後に、みんな違って当たり前ということをしっかり感じられる、「わたしたちの空」というテーマで描いたこどもたちの作品をご覧ください
いかがですか？
お母さんたちが展示の額装やディスプレイに関わったそうで、親子の共同展覧会として愛情と温かさを感じました
こども色彩知育教室の講師として５年目を迎える堀江陽子先生のクラスは、色彩理論がこどもたちに浸透し、ひとりひとりのこどもが持つ個性や想いや能力がしっかりと作品に反映しているのが伝わり、親子で心から安心してのびのびと表現できる場なのだと感じました
そんな場を丁寧に愛情を持って築き上げてきた堀江陽子先生を、私も心から尊敬しています
感動の1日でした♡
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