これから来る未来について、既に計画は進んでいると思うが、自分のわかる範囲で予想を立ててみたいと思いまとめてみました。
まず、AI化が進んできている中で、農業をロボット化することを考えてみたいと思います。
いま、高齢化社会にどんどん進んでいますが、年間の人口減少は50万人となっています。
その中で、農業に従事しているのはどちらかといえば中高年の人数が多数いると思います。
中には田畑は土地として所有しているが細々と自分が食べる分だけ作っていたり、他人に貸すことで税金の優遇措置を受けつつ所有しているか様々な形態があると思いますが、TPPがどうにせよ、今後の世界情勢の中で常に輸入に頼っている訳にもいかなくなってくると思います。また、輸入するということは外来生物を国内に入れないために、人体に影響のある消毒剤にまみれることは明らかです。では国内で自給率を上げていくことが一番良いという答えになるわけですが、実際のところどんなに身を粉にして育てても得られる収入はほんとに僅かで赤字になっている方たちが大多数だと思います。
また、農協という存在もネックになっているとも思います。人が作業する以上ばらつきもあり、天候により左右され、取れすぎれば捨てるしかなく、とても理不尽な世界だと思います。そのうちに農業をやめたり、亡くなっていったりしてますます自給率は下がると思われます。そこで、ロボット化が必要になってきます。
用地のデータ、気温、降水量、防虫、日射、土の管理、ロボット用の電源など。さしあたり今ある技術でもAI化したロボットによってできないことはない気がします。一番コストがかかるのは農機具と、それにAIを組み込む開発費、次にデータ作製費、あとは運営にかかる燃料代や電気代、水道代、機器メンテ費、消耗品、などだと思います。
最近は空気から水を作成できるようになりましたが、一日4リットル程度なので農業には不足です、イニシャルコストも高いので、何か新しい技術が必要になると思います。農機具についても、防虫や雑草取りなどを行う新しいロボットが必要なので、今のところ全くの手つかずでやることは難しそうですが、エネルギーも新しい低コスト、長寿命の電源が開発されれば、初期費用だけで済むようになると思われます。
しかしこの計画が実現したら日本中にある休耕地を活用して安全な食材を自給できる道が見えてくると思います。さて、どこから始めましょうかね。