こんばんは。本日二度目の更新です。

 

「風邪を…」記事ではたくさんのコメントありがとうございました。

本当にご心配おかけしました。゚(゚´Д`゚)゚。

 

コメントお礼に、該当記事コメ返にて「シンイで赤ずきん」しています笑

ほぼ会話のみで昔話パラレルという初挑戦。

 

どういうこっちゃ?という方は該当記事コメント欄を覗いてくださいませ。

一応、お話は完結しております(。>ω<。)ノ 

 

楽しんでいただけると幸いです( *´艸`)♪

 

 

 

 

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こんにちは( *´艸`)♪

皆さま、ご心配おかけしました。

やっと通常運転モードになりました!

 

風邪が治ったら治ったで、今度は仕事に追われています(´ω`;)

そして明日からは4日間出張に・・・。

その間更新ができませんので、すみませんがまた暫しお待ちくださいませm(_ _)m

 

まずは本日「君歌」の第6話ですヾ(●′ω`)ノ 

 

それではどうぞ〜。

 

 

 

 

 

 

 

 

 思わぬ再会に、ウンスとジュウォンは手を取り合って喜び、そこから韓国の話で盛り上がった。互いの家族のこと、何をしていたのか、はては好きな女優、俳優、番組など、懐かしい話題がウンスの心を踊らせる。

 ジュウォンにとっては7年も昔の話で、うっすらと瞳が潤んでいるのが分かった。

 

「ああ、でも嬉しいな。韓国の話が出来るなんて」

 

 はにかんで笑うジュウォンに、ウンスも私もよと笑う。

 

「旅楽団は皆良いやつで…でも、未来から来ただなんて誰にも話せなくてさ。正直、自分は頭がおかしくなったのかと不安になることもあって。だから、ウンス姉に会えて良かった」

「ええ、私もあなたが開京に来てくれて本当に良かったわ」

「実は、開京に来ようと提案したのは俺なんだ。これがご縁ってやつかな?」

「そうなの?開京は栄えているから?」

「違うよ。ほら、高麗には誰もが知っている名将がいるだろ?この時代に来たからにはその英雄を一目見ておきたくて」

 

 ”高麗の英雄” 

 

 思い当たる人物に心当たりがありすぎて、その人なら知ってると言おうとしたのが。

 

「それってチェ・ヨ…」

「そう、かの有名な崔瑩!”黄金を石ころのように思う人間となれ”を地で行く名将。子供の頃から憧れてたんだよね。本当は崔瑩が元から高麗を独立させた頃に来たかったんだけど、戦の状況と旅の都合で今になっちゃって」

「そ、そんなに?」

「ほら俺、子供の頃から昔から女みたいだって揶揄われてたから、男らしいのに憧れが」

「え、えとその節はごめんなさい」

 

 ウンスがジュウォンを女の子と間違えていたことも、きっと嫌だったにちがいない。申し訳なく思ったが、彼曰く「ウンス姉は、揶揄っていたんじゃなくて、ただ間違えてただけだからいいんだよ」らしい。からりと笑ってそう言う。なんていい子に育ったのだろう。

 

「この時期だとチェ・ヨンは大護軍あたりかな?きっとかっこいいんだろうなぁ。清廉潔白にして、戦では先鋒に立つほどの勇猛果敢さ!多くの危機から高麗を守った、まさに守護神!」

「え、ええ…そ、そう…ね」

 

 興奮したようにキラキラと瞳を輝かせ、熱く語るジュウォンに、ウンスはもう乾いた笑いしか出てこなかった。頬が引きつらないようにするので精一杯だ。

 ヨンはまごう事なき英雄で、ジュウォンの言う事は確かに間違ってはない。

 

 だが、その憧れの守護神は私に脱走されて、もうすぐ鬼のような形相でやって来るわよ…などと誰が言えるだろうか。

 

「ジュウォン…えーと、ごめんね。先に謝っておくわね」

「え?なに急に?」

「いえ、なんでもないわ…」

 

 訝しげに見るジュウォンはウンスを探るように見ていたが、ウンスは誤魔化すようにそう言えばと話題を変える。

 

「高麗では7年間、ずっと旅を?」

「え?ああ。いきなり知らない場所にいて、途方に暮れていたのを拾ってくれたのが、今いる旅楽団だったんだよ。運が良かったんだろうな…。元々、歌うのが好きだったから、仕事にも困らなかったし」

「あなたとても綺麗な声してるものね」

 

 素直な感想を言うと、ジュウォンは照れたように笑った。どうにも母性本能がくすぐられる笑顔だ。

 

「ありがとう。ウンス姉も…その…」

「あら、お世辞はいいのよ」

 

 自分がさほど上手くないことなど十分に自覚している。

 小さい頃にピアノなり楽器なりを習っていれば、音感も身についただろうに…と今更悔いても詮無い。ちなみに、なぜ習わせてくれなかったのかと親に冗談半分の愚痴を言ったことがあるが、親曰く幼少期に嫌がったのはウンス本人だったらしい。その時の自分を叱りつけてやりたい。

 

「それで…ウンス姉ちゃんは、今何を?」

「私は—————」

 

 答えようとしたウンスははたと止まる。はて、なんと言ったら良いのだろうか。自分で医仙だと名乗るのも違う気がするし、王宮の侍医というわけでもない。

 

「えーと?あ!い、医者よ。こっちでも、医者をやってるわ」

 

 答えてみれば、医者じゃなければ一体なんなんだと、すんなり答えが出なかった自分に呆れる。

 

 —————最近医者らしいことをしていないせいね。

 

 近衛隊なのだから訓練中でも多少の怪我人はいるはずなのに、全く治療はできていない。理由はもちろん「この程度の怪我、治療など不要です」と言って隊員に近寄らせてくれないチェ・ヨンだ。

 このままでは腕が鈍ってしまう。はぁとため息をつき、帰ったらヨンがなんと言おうと近衛隊の怪我人を治療して回ろうと決める。

 

 言い淀んだウンスを怪しく思ったのか、何かを考えるようにジュウォンがウンスをじっと見つめて来た。

 そうして、ガシと右手を強く握られる。

 

「あのウンス姉、もし良かったら…」

 

 ジュウォンが何かを言いかけたその時、急に店の外ががやがやと騒がしくなりウンスはギクリと顔を強張らせた。

 

 —————タイムリミットね

 

「ごめんね。もう一度謝っておくわ」

「は?一体…」

 

 バンっと激しく音を立てて扉が開かれ、ジュウォンは何事かと扉を見たが、ウンスは見なくても足音で分かる。

 

 迷いのない足取りでまっすぐ向かって来る男に顔を向けると、入って来たのは予想通りの人物だ。

 

 

「イムジャ!」

 

 

 その鬼のような形相に一瞬怯んだが、ここで負ける意地は持っていない。内心の冷や汗を隠して、ウンスは綺麗な笑みの形を作った。

 そうして握られていない方の手をひらりと振った。

 

 

 

「あらテジャン。遅かったわね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デーデンデーデンデーデン♪(ジョーズのテーマ)

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みなさま、たくさんのコメントありがとうございます。

本当にご心配おかけしております。やっと昨日病院に行きました。

インフルはやはり陰性、喉風邪から扁桃腺炎になったていたようです。゚(゚´Д`゚)゚。

なんとか熱も高熱は治まりましたが、まだまだ喉痛し。

 

回復までもうしばしお待ちくださいませm(_ _)m

本当にコメント嬉しく思っています。

また後日、改めてコメのご返信もさせていただきます。

 

更新できないお詫びというほどではありませんが、取り急ぎ。

ちょっと前に書いてUPせずにいたSSSを投下します。

シリーズ化しようかと思って書いていたものです。

なんかもうギャグというかただのアホ話です。

 

 

 

 

 

反応シリーズ File1「あの鳥綺麗ね」

 

「綺麗な鳥がいる」とウンスが言ったときのそれぞれの反応

 

 

ケース1 トクマン

「あ、見て、トクマンくん!あの鳥…綺麗」

「はい医仙様!きっとお似合いです!狩ってきましょうか?」

「えっ!?」

「羽が欲しいのでは?」

「待って!いらない!いらないから!」

 

 

ケース2 テマン

「医仙様?」

「テマン君!ほら、あそこに綺麗な鳥が」

「ほ、本当ですね、う、旨そうです」

「ええっ?」

「あ、あ、あそこなら、つ、捕まえられます」

「食べないで!捕まえないで!」

 

 

ケース3 チェ・ヨン

「どうした?何を騒いでおる」

「あっテジャン…聞いてよ、それがね。あそこに綺麗な鳥がいるでしょう?」

「ああ、あれですか」

「綺麗ねって言ったら…って、ちょっと何しているのテジャン!」

「射るのでは?」

「やめて!違う!そうじゃない!」

「イムジャが欲しいなればと」

「綺麗で可愛いわねって言ったのよ!殺してなんて言ってない!」

「されど、鳥は肉を食べ、羽は飾りにできます故」

「情緒がない!もうっ、武士ってみんなしてこうなわけ!?」

 

 

ケース4 トルベ

「あ!トルベくんなら」

「私に何かご用で?」

「ねぇ、あの鳥綺麗だと思わない?」

「ええ、されど医仙様の赤い御髪の方がよほどお綺麗です」

「ちょっとくさいけど、合格!」

「は?合格…とは?た、隊長?何故睨むのです?隊長?」

「いいのよ、放っておいて」

「ええ…?」

 

 

ケース5 副隊長

「こうなったら副隊長もよ!」

「は…私が何か?」

「あの鳥、綺麗よね」

「そう…ですね。我々武士は鳥など獲物としてしか見ておりませぬが…されど、医仙様がおっしゃるように見て楽しむのもよいものかもしれませぬ」

「はい満点!狩らない、食べない、射りもしない!かつ、くさくもなくて正直!さすが副隊長!」

「チュンソク…」

「隊長?医仙様?一体何のことで?」

「あなたはぜひそのままでいてね!」

「は?はぁ」

 

 

ケース6 キ・チョル

「何を騒いでらっしゃるのかな、我が医仙殿は」

「キ・チョル…ああ、あなたが一番ダメそう」

「駄目とは…これまた心外。答えは聞いてみねば分からぬものです、医仙殿。必ずやこの徳興大院君、医仙様の御心に叶った答えを出してご覧にいれましょう」

「じゃあ聞くけど、あそこの鳥綺麗ねって言ったらあなたどうする?」

「ふむ。医仙殿のためとあれば、捕まえて鳥かごに入れますが」

「えっ、殺さないの?」

「何故殺すのです?」

「キ・チョル!あなた…」

「閉じ込め、生かさず殺さずが大事なのです。味方は自分のみと思わせるのです。さすれば医仙殿のために囀りましょう」

「あぁ…一瞬でも感動した私が馬鹿だったわ…」

「うぬ、これではご不満ですか?」

「いい?そんな腹黒いことばっかり考えてると、痛い目に合うわよ!心なんて絶対あげないんだから」

「ぬっ…それは困ります」

 

 

ケース7 チャン侍医

「あ!チャン先生、見てくださいあの鳥、綺麗ですよね」

「ええ。ああ、鳥と言えば医仙殿、烏薬をご存知で?」

「烏薬?」

「使用する植物の根が鴉の頭に似ているからそう言うのだそうです。鎮痛などに用いられ、下腹部痛によく効きます。医仙殿が以前そういった痛みに効く薬を欲しがっておられましたゆえ」

「も、もしかして!」

「ええ、質の良いものを手に入れました」

「ありがとう!チャン先生!」

「調合方法をお教えしますので、典医寺へ」

「ああ、うれしい!すぐ行きます!じゃ皆またねー」

 

 

まとめ「あの鳥綺麗ね」

 トクマン :医仙様が欲しがっておられる!ここは俺が!

 テマン  :お、うまそう

 チェ・ヨン:弓を持ってこい

 トルベ  :臨機応変に口説くのが高麗のカサノバ

 副隊長  :ふむ…綺麗か…

 キ・チョル:我が医仙が望むなら何でも手に入れて見せようぞ

 チャン侍医:月の物の触りには、烏薬を用いたこの丸薬を1日2~6粒飲んでください

 

結果発表:チャン侍医の一人勝ち

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ケース0 チェ・ヨン テイク2

「ねぇ、見てあの鳥!羽の色がすっごく綺麗!」

「ほら、よそ見していると転びます」

「え?きゃあ!あ、ありがとテジャン」

「鳥がお好きなのですか」

「うーん、特別にと言うわけじゃないけど、綺麗なのは好きだわ」

「露店商によく似た色の羽飾りがありました。見に行きますか」

「本当!?ならついでに他の日用品も見ていい?」

「いくらでも」

「やった!嬉しい!…ねぇ、ところでいつまでこうしてるの?」

「何がです?」

「何でいつまでも抱いたままなのってことよ。もう転ばないわ」

「あの鳥に見とれておるゆえ、いつまた転ぶか分かりませぬ」

「もう見てないじゃない」

「イムジャはすぐによそ見をしますゆえ」

「子供じゃないんだから…」

「よいですか、イムジャは俺だけ見ておればよい」

「んなっ!?」

「さ、行きますよ。捕まって」

「降ーろーしーてー」

「なりませぬ」

「ふふ、もうっ」

 

抱っこしたいヨン( *´艸`)♪

 

 

 

 

 

いつもありがとうございます。

体調全力で治します。

 

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