武道館に行った人
行かなかった人
行けなかった人
それぞれの想いがある中
私が見た現実とありのままの気持ちを残したいので
誰にも配慮せず書きます。
そしてめちゃ長いです。
読んでくださる方がいたらご了承ください。
バクチク現象 -2023-

12月29日
私には行かないという選択肢はなかった。
絶対に見届けたい!その一心でチケットを申し込んだ。
そして、過去何度も行った武道館で一番の良い席で見届けることができた。
今井さん正面4列目。
舞台前に来てくれたメンバーの表情がそのまま見える。
そこで見た感じたBUCK-TICKです。
どんなにどんなに必死だったか。
不安、怖さ、大きな悲しみ全部飲み込んで
あの場に立ってくれたメンバーに
本当に本当にありがとうを言いたい。
鬼気迫る今井さんの表情。
やってやるぜ見てろよ!を体全体で表現する今井さん。
はじまってすぐに声を出した今井さん。
髪を真っ赤にした今井さん。
これでもか!ってくらい派手な衣装の今井さん。
いつもより明らかに躍動してる星野さん。
ニヤリともせず固い表情の星野さん。
あっちゃんパート固い表情で歌う星野さん。
険しい表情のゆーたさん。
今にも泣いてしまいそうなゆーたさん。
何度も前に来てくれたゆーたさん。
いつもとは全く違う表情のアニィ。
この時点ではアニィには迷いがあるのではと
感じてしまう表情に見えた。
あっちゃんがいない今を受け入れながら
黙々とさらに力強く叩くアニィ。
さくらでスクリーンに映ったアニィの目。
キラキラ光って今にも零れ落ちそうで、
もうどうしようもなく悲しかった。
さくらのときメンバーも私たちも
あっちゃんに思いを馳せる時間だった気がした。
私を含め、周りではすすり泣く声が一層増えた。
あっちゃんのシルエット。
あっちゃんの名前を叫ばずにいられなかった。
あっちゃんの居場所に天から降りる光の柱。
今にも降りてきそうなのにそこにいない。
スクリーンのあっちゃん。
あっちゃんの声。
あっちゃんの生の声には敵わない。
ひとつひとつ怖かった現実を体験していく時間。
でもね!!!!
今目の前にいる今井さんが必死なんだよ。
何度もマイクに向かって声を出して。
いつも控えめな星野さんがいっぱい大きく動いてるんだよ。
悲しみも消えない気持ちの整理もできないこの短期間でBUCK-TICKを続けると決めて
必死でがんばってる目の前の4人の怖いくらいの気迫を目の当たりにして
あっちゃんがいないこととはもう切り離して
絶対に応援したい!しなければ!と強く思った。
すごいことをやってくれたこの4人を。
だから必死に盛り上げようとしたし
私を含め、私の周りでは、泣きながらでも嗚咽しながらでも、誰も座り込む人はいなかった。
私たちより深い悲しみと不安の中、必死で演奏してくれているメンバーの前で、私たちが崩れるわけにはいかなかった。
この日が映像化したときに心配なのは、あの鬼気迫るメンバーの気迫がちゃんと伝わってほしいということ。
あっちゃんがいないという大きすぎる現実に、4人のメンバーの気迫が負けて映ってほしくない。絶対に!!!
そして、会報での4人の言葉は読んでいたけど、
あの場でひとりずつ時間をかけて想いを話してくれたことが本当に嬉しかった。
このとき、今井さんと星野さんは椅子に。
星野さんが倒れ込むように座ったのを見て
ここまでどれだけ張り詰めていたのだろうかと胸が張り裂けそうになった。
泣きながらいつものBUCK-TICK愛を込めて、
この先もファンのみなさんと一緒に作っていきたいと語ってくれたゆーたさん。
そんな弟の話で少し和ませて、続けるか迷ったけどファンの人たちがいるから…と声を詰まらせて話してくれたアニィ。
そしてここで、アニィから、来年は新譜のレコーディングをする話が出て私は一気にテンションが上がった。
本当に嬉しかったから。
今井、星野英彦の頭の中には何千曲のアイデアがあると。
ここで今井さんが座りながら右手を高く上げて✌🏻
2人は天才、自分とゆーたは努力。
いつもメンバーを認めてることを話す優しいアニィ。
不安だったよね?といつもの穏やかな声で優しく語りかけてくれた星野さん。
私たちなんかよりもっともっとつらいはずの星野さんの優しい声に、嗚咽が止まらなくなる。
もう一度言います。パレードは続きます。この5人で。
私は今回見ていて、星野さんがこれから色々やってくれるのではないかとすごく思った。
会報で星野さんの続けたいという強い意思を読んで、その胸の内の熱量に少し驚いたのと、めちゃくちゃ大きな心強さをもらった。
そしてやっぱりこの日の星野さんはその熱量だった。
すごく頼もしくて…惚れ直した。
いや、みんなに惚れ直したんだけど、なんだか特に。
そして今井さん。
人生は容赦ねーなぁ。面白いほどドラマチックで。
なに死んでんだよ!なぁ!?(ちょい怒り気味)
あっちゃんはまだ天国には行ってません。(左を指さして)この辺にいます。ずっと一緒にいると思います。
今井さんしか言えない言葉の数々。
覚悟しておいてください。次は3人になります。
一瞬真っ白になって絶句した。空気が凍りついた。
でも、常に今を受け入れて前しか見てない今井さんだからこそ、真正面から突きつける。
今井さんこそ容赦ない。
まだまだ癒えてないだろう今井さんが、あえてそんなことを言うのは、それでも続けていくという尋常じゃない覚悟と決意があるから。
俺が1人になってもみんなを連れて行くって言った今井さんに私は絶対ついていく!!!!
あっちゃんは…死んだけど、それは悪いことじゃないです。当たり前のことです。
号泣してもいいけど、苦しまないでください。
ネットに全て出てるので内容全部書きませんが、
丁寧に諭すように、みんなに伝わるように話してくれた今井さん。
12月29日はBUCK-TICKにとってハレの日です。
乾杯しようか。
ここで今井さんは左手にエアグラスを持って高く掲げる。
客席もエアグラスを持って腕を上げる。
「乾杯!」「かんぱーーーい!」
嬉しかったんだ…戦友みたいで。
この場にいることができてよかった。
見届けることができてよかった。
声を出してたくさん泣けてよかった。
BUCK-TICKのメンバーと同じ時間で同じ空間で気持ちを出しあいたかった。そして泣きたかった。
多分私はそれでしか本当の意味で前を向けなかった。
話題になっている、ラブミー笑
メンバーも客席も、そしてスタッフのみなさんも、なんとかしようともがくも…結局最後までやり切るという笑
こういうことが起きたときどうしようもなくなるという現実が見えたけど、これが今のありのままなんだといい意味で納得して少し笑った。
今井さんはラーラーラーラ歌いながらちょっと笑い堪えてるような必死顔だし、
星野さんはスクリーン見たり今井さん見たり落ち着かないし、
アニィとゆーたさんもどうするどうするな感じだし、
でも今更止まんねーから突っ切っちゃえ〜!でやり切ってなんかもう全部が今しか味わえないんだって噛み締めた。
こんな空間でクスッと笑ってたんだもんねーみんな。わーどーするーえーどーなるんーとりあえず一生懸命手を振れー歌おうーーラーラーラーラーララーーーよっしゃー終わったーーよかったぁー!!みたいな笑
夢魔。
あっちゃんがいなくてこれをやるんだと思ったのもつかの間、曲が進むにつれて、意識が飛びそうなくらいの陶酔感に襲われて驚いた。
なんか…あっちゃんが神になって本物になったような…
とにかく凄かった。
あっちゃんの夢魔が成立するのは、4人の凄まじい音があってこそなんだと改めて思い知った。
ラストのニューワールド。
ギター2人のアイコンタクト。クロス。完璧すぎて鳥肌たった。
この2人はクールすぎて2人では絡まないけど、これからそうじゃない気がすごくして。
ライブの締めのときも、今井さんが袖から戻ってこようとしてたときに、星野さん何かゼスチャーしてたんだよね。今井さんに。こっち来て!みたいな?
とにかくこの激動を間近で見れたこと肌で感じたこと、一生大切にしたい。
客電がついた直後流れ出した惡の華。
帰れない。帰らない。
曲が終わったときのみんなの大歓声と拍手。
全部忘れたくない。
気持ちが晴れたとか、悲しみが緩和されたとか、そんなことはこれからもない。
むしろずっと泣いてるしつらいし悲しい。
でも、視点を変えた。でなきゃ未来なんてない。
だって生の声を出せるあっちゃんはいないんだから。
私はこの5人になったBUCK-TICKをこれからも応援していく。
そして来年の武道館も必ず行く。
その先もBUCK-TICKが終わるまで、自分が終わるまで、見届ける。
もし先に自分が終わってしまったら、めちゃくちゃ悔しいだろうな…
これを書き始めたのは昨日30日。
昨日から私自身も疲れが半端なくて。
どんだけ気張ってたんやろ笑
とにかくBUCK-TICKとスタッフのみなさんには、いっぱい休息をとってもらいたい。
そして、あの日からの激動に、心から感謝を伝えたい。本当にありがとうございました。
来年のハレの日、また会いに行こう。